今日は2018年9月7日です。
中華系仮想通貨、お熱いですね。
皆さん、何に投資してるんですか?
ONT?NEO?DAD?BTM?ONO?INK?QKC?NULS?WAN?NAS?ELA?QTUM?・・・
あげればキリがないし、これからもこういうのは増えていくばかりでしょうね。
でも、中国国内では、仮想通貨取引がグレーゾーンであることも事実なんですよね。
ICOなんてのは、もう中国でやるのはアウトですし、仮想通貨取引所も中国国内では営業できていません。
もちろん、OTC取引を利用して中国元をビットコインに替え、そしてそのビットコインを海外に拠点を置く仮想通貨取引所で使用したりプラットフォーム通貨に替えてICOに参加することなんてのは可能ですよ。
実際に、2018年上半期は、アリババのAlipay(支付宝)やテンセントのWechatpay(微信支付)や中国国内の銀行口座等が、ビットコインのOTC取引に利用され、中国元を使用した仮想通貨投資のための窓口として機能していました。
しかしですね、これらのOTC取引に使用されていたアカウントも、徐々にアリババやテンセントや銀行から、アカウント凍結という憂き目を見ています。うーん、つらいですね。アカウント凍結なんてされた日には。つらすぎます。
でも、そんなことで負けちゃう中国人民でもございません。
中国元OTC取引の窓口はまだまだ存在していますし、これは今後も無くなることはないでしょう。
しかし、その金額が大きければ大きいほど、これからの中国では、人民元を使用した仮想通貨の購入が難しくなっていくであろうことも確かなことだと思いますね。
噂では、中国国営の仮想通貨取引所が出来るとか、ライセンスによって管理された仮想通貨取引所が開設できるとか、色々言われてはおります。
しかし、それがいつになるのか。
そんなことは、誰にもわからないわけですね。
もしかしたら明日かもしれないけど、気付けば5年先なんてことになる可能性だってあるわけです、10年経ってみて、おいおい、いつまで経っても出来ねえじゃねえか、その間にどこかの取引所がP2P取引の覇権取っちゃったよ、なんてこともあり得るかもしれません。
それまでの間、中華系仮想通貨と呼ばれるプロジェクトは、中国国外の資本を集め成長していくのでしょうか。
うーん、それはそれで面白いですね。
しかしまあ、なぜ、中国はそこまで仮想通貨投資に対して敏感になってるのでしょう。
べつにええやん、好きに仮想通貨買わせてくれや、そう思いますよね。
現在の中国が仮想通貨投資に敏感になっている背景には、中国元のキャピタルフライトを気にしているってことがまず挙げられるんじゃないでしょうかね。
キャピタルフライトってのは、資本逃避ってやつでございます。
現在の中国が、なぜキャピタルフライトを恐れるのかって言うと、それはまあ、中国自身が、自国に未だ自信がないのでしょうね。
では、いつになれば自信がつくの?と、思いますよね。
これは難しい問題だと思いますが、少なくとも現在のドル資本主義が世界でスタンダードとなっているうちは、中国が自信をつけて人民元のキャピタルフライトを恐れなくなることはないのかな、と思います。
中国、もとい共産党が恐れているのって、欧米資本による中国経済のハードランディングなんじゃないかしら、そう思うわけです。
中国には沢山お金持ちが居りますので、キャピタルフライトなんてことになったら大変ですわ。
今日はここまで、また時間を探してパート2を書こうと思います。
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