【カビはどうやって落とすの!?】
これからの季節多くご依頼頂くのは《カビ》の生えてしまったお品物です。
家庭で出来る、カビ除去と対策を教えます!!
まずは、カビについてざっくりと説明します。
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【カビの繁殖について】
・高温 (25度以上) ※0度~40度まで生殖出来ると言われています。
・多湿 (85%以上) ※60%以上で生殖出来ると言われています。
この2つが重なると爆発的に繁殖します。
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基本的にカビは水性の汚れです。その為、水溶性で洗うことがカビの除去に効果的です。
■水性の汚れは水性で落とすが原則です。
では、落とし方ですが、、、
これは、素材により異なります。
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※家庭で出来る方法でオススメはタオルで拭く方法です。
【革】
・弱酸性洗剤
・水
・タオル
【生地類】
・中性洗剤
・水
・タオル
バケツ等に洗剤を入れ、水で薄め、タオルに浸透させてよく絞り、使用して下さい。
そして風通しの良い場所で自然乾燥。
(希釈目処は少し泡立つくらいで十分です)
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【絶対に守って下さい】
・必ず目立たない、かつ色落ち等しても良い場所でテストしてから使用する。
・漬け込んだりビチョビチョにしない。
・危ないと思った時は専門店に相談して下さい。
※キレイにしてまた使用したいと思う気持ちを自ら駄目にしてしまうこと有ります。
【カビを防ぐ方法は?】
残念ながら100%防ぐ方法は有りません。カビは空気中どこにでも発生し、環境が揃えばどこでも繁殖します。
ですが、繁殖しにくくする方法はあります。
実はカビが生えてしまったお品物の環境を見るとヒントが有ります。
例えば下駄箱の中で生えてしまった場合、現状の使用方法だとカビが生える環境が揃っている証拠です。
ここをまずは、掃除することでカビを繁殖しにくくします。
※せっかくキレイにしてもカビの生えてしまった場所に戻せばそこにはすでに繁殖しているカビがいますので、すぐにカビが生えてしまいます。
【ちょっと立ち止まって聞いて下さい。。】
靴や、鞄を家庭で洗うのはリスクを伴います。それは、靴や鞄は一つの素材で完成しているお品物では無く、様々な素材を使用して造られているからです。
例えば、鞄。
外側は革だけで内側は生地というお品物が大半です。これを一緒に洗うと互いに色移りをしたり、洗剤によっては革が縮み生地もつられてシワくちゃになったりします。
家庭で出来る範囲と出来ない範囲がありますので、ご理解頂ければありがたいです。
以上です。
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