10月の前半、母が大阪に住む兄たちに会いたい、祖母(母の母)の墓参りもしたいというので、大阪に行き、用事を済ませた後、京都へ行った。
もうすでに15時くらいだったので、どこか一か所見に行こうかなと思い、蹴上へ行った。
蹴上駅から歩きだして、まず最初に「ねじりまんぽ」
これは、こすもすトラベルで見たところ。
入り口の上にある文字は反対側の入り口と違うことが書いてある。
説明書きがあった。
ねじりまんぽを抜けると、学生たちが下校中で、学生だらけだった。
男子高校生が大量に道路に広がりまくって歩いていたり、自転車で道の真ん中を暴走していたので、母が、どこの高校生!?学校に文句言ってやりたい!と文句。
向かったのは永観堂。
母が、ちょっと前から、みかえり阿弥陀像を見たいと言っていたから。
前にも見たそうだが、また見たいと。
緑がいっぱい。
ここに来たら、もうひとつ、見たいと思っていたところがあった。それはこすもすトラベルに書いてあったところ。
まず最初に多宝塔を目指した。少々上ったので暑かった。
他に来る人はいない。
それほど高い場所でないのに、視界が開けていて、気持ちよい。
みかえり阿弥陀像を見に行こうと思ったが、敷地内広く、建物と建物も、渡り廊下などでつながっていて、すぐにはたどりつけない。
観光客、ちょこちょこといるくらいだったが、平日だったのを考えると、人がいた方のように思う。
夏の終わりの色合いだったが、苔の光っているところもあり、庭がゆったりとした感じも気持ちよかった。
みかえり阿弥陀像は、思ってたより小さく、離れたところからしか見れない。
しかも、お顔の周りも薄暗くて見えずらい。
昔はもっと近くで見えた気がするが、と母が言っていた。
年寄りにはとても見にくくて、表情も捉えられなくて、残念そうだった。
その後、引き返して、南禅寺の方に向かった。
水路閣は、以前来た時は、全然人がいなかったのに
その日は、平日の夕方だったにも関わらず、人がぱらぱらといた。
ほとんど、女性。
ここまで来たのは、こすもすトラベルで読んだ場所へ行くため。
記事に書いてある通りに進む。
すると、こすもすトラベルで見たような視界。
合ってる!
結構暑くて、水飲んだ。
大杉大神を過ぎたら、奥の院が見えてきた。
奥の院についての詳しい説明は、こすもすさんの記事を読んでもらうことにして。
まだぎりぎり、日が当たっていて、南禅寺奥之院の拝殿にちょうど光がさしていた。
拝殿の先は、岩山が屏風のように囲い込んでいる行き止まり。
上がったり下がったり、狭い範囲にアップダウンがあり、ちょっとした冒険気分。
滝に近づいて行った。
崖が神棚機能はたしていて、うまい位置に不動明王がいらっしゃる。
(正面からの写真は、こすもすさんの記事にあります)
駒ケ滝、その日は水少な目?
洞窟が見えた。こういうのって、絶対入ってみたい!
こすもすさんの記事で見た、将軍地蔵菩薩。pixel4a5Gで撮ってみた。
スマホで撮ると明るすぎて雰囲気なくなりがちなのだが、それほど悪くない感じに撮れた。しかしこんなに明るくなかったと思う。
これ、運んでくるの大変だったのでは。うまいことおさまってる。
洞窟から出て、周り見ると、あちこちに仏像があることに気づいた。
秋葉一尺坊?
踏みつけているのは、キツネ?
なんだろうと検索したら、秋葉三尺坊ばかり出てくる。
福厳寺の説明によると、
秋葉三尺坊権現とは、実在の人物で、長野県生まれ。4歳の時に新潟県の蔵王権現堂に修行に出て、10歳で戸隠の実家に戻り、26歳の時に比叡山の千日回峰行を終えて大阿闍梨となり、その後、蔵王権現堂十二坊の三尺坊の住持に。27歳の時、真言秘密不動三昧之法を修得し、火難を防ぐ身火心火の術と悟りを得て、諸国回り、火防の大魔神力を持って人々の火難を救ったという。
不動明王の化身とされ、白狐に乗って神風のごときスピードで移動すると言い伝えられています。(福厳寺の説明参照)
秋葉一尺坊のふみつけているのも白狐かな。
不動明王に確かに似てる。
※権現とは、かつて人間であった人が、そのあまりに超人的な力量のために、後世の人に神としてあがめられることを言います。
へぇ、知らなかった。
南禅寺の方まで戻ると、人があちこちにいて、門の敷居?のようなところをベンチのように座って、本を読んだり、くつろいでいる人がいっぱいいた。
門の下、通りずらいw
日がどんどん下がってきたので、駅に向かう。
途中、インクラインも見てみた。
さすがに夕方で、しかもなんとなく薄ボケた空だったせいか、インスタ映え写真撮ってる人がうじゃうじゃいる様子は見れなかった。
引き返して、蹴上の駅に向かった。
つづく。