唐招提寺って入力したいのに、とうしょうたいじ、って入れちゃって、
そうしたら、東証退治に変換された・・・
とうしょうだいじ、ね!読み。
さて、前記事の続きである。薬師寺の後、蕎麦食べて、まっすぐ道なりに歩いて唐招提寺に到着。
奈良って
周りの建物が低くて、いきなり神社仏閣が目の前に現れるって感じ多い気がする。
もう入り口からしてなんか、期待!
これが自分が見たかった、屋根!
国宝の金堂。
8世紀後半、奈良時代からの寄棟造りの金堂。
ちなみにこの中に、国宝の仏像が9体祀られている。
屋根から滴る水が、土台を傷ませないような工夫もされている。
後ろに見えるのは、これも国宝の講堂。
元は奈良時代の、平城京から移されたものだが、現在の講堂は鎌倉時代にだいぶ改造されたみたい。とはいえ、平城京の建物の様子を伝える貴重な建物。
こちらは入母屋造り。
入母屋と寄棟、よく聞くが、寄棟の方が、上のランクの屋根らしい。
見逃しちゃいかんと思っていたのは、あちら。
ガイドブックによってはあまり触れられてない。
経蔵と宝蔵。大きい方が宝蔵。唐招提寺で最も古い建物。国宝。奈良時代、8世紀の物。日本最古の校倉。
こんな凝った校倉が、8世紀にあったとは、凄いね。
境内はとても広く、鑑真和尚の墓があったり、戒壇もあったり、見るものは多いがゆったり配置されているので、まわるのに時間の余裕必要。
戒壇とは、当時、勝手にお坊さんになって、税金逃れしようみたいな人がいっぱい現れ、正式に、この人を僧侶と認めますっていう制度が必要となり、そのためにも鑑真は呼ばれたわけで。戒壇は、僧侶と認めます、っていう儀式を行う場所みたいな話だったはず・・・(間違えあったらご指摘ください。)。
日本最古の肖像彫刻である鑑真和上坐像もあったりするわけだが、その坐像はレプリカが展示されているのだが、普段・・・
この時は、レプリカも出張中であった。福島行ってるとかだったような。
なんか、めっちゃ蚊に刺された記憶。10月上旬、いい気候だったが、まだ蚊が結構いたよ、奈良も京都も!
建物や、その場の雰囲気は満喫できたが、この記事書いてる今、既に、仏像の印象がかなり消えているのだった・・・大きかったってことは憶えてるけれど。
あんまり一気に国宝見るもんじゃないな。
今回、自分が旅行中も読んでいた本は
奈良で学ぶ 寺院建築入門 (集英社新書)
という本で、わかりやすく書いてあるはずだが、初心者には知らないことだらけなので、基本的なところ叩き込むのに時間かかる・・・が、面白い本だった。
著者は、奈良の建物見まくりたいために奈良に引っ越してすみついているようだった。
仏像に関しては、
駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門 (集英社新書)
って本、今まで仏像の本読んだ中で一番面白く読めたかも。
仏像と、時代がつかめてくるし。余談も面白い。
お勧めです。
さて、京都に戻ってきた。近鉄の駅の中では奈良の土産物が買える。
新幹線乗る前に、パフェ。
2022.10月上旬の関西旅行記事、読んでくださりありがとうございました!
この2週間後くらいにまた関西行っているので、後日また書きます。大阪&奈良旅行編。