続きです。
札幌に行った時もそうだったのだが、この旅の連れと自分、二人とも、前もって食べておこうっていう考えが足りないため、お腹空いたって時に、食事できず、お腹空きすぎでやっとご飯にありつくということが多い。
広島に着いて、すぐ、バスの発着所へ。
広島空港は空いていたけれど、狭いせいか、羽田ほどガラガラ感はなかった。
最初の目的地は鞆の浦。
尾道まで行って、遊覧船で鞆の浦に行くか、福山までバスで行って、福山からすぐまたバスに乗って鞆の浦に向かうか迷っていた。
遊覧船もいいのだが、鞆の浦での時間を大目に欲しいとなると、直接福山に向かった方がよさげだった。
それにしても広島空港は、噂に聞いていたとおり、どこからも遠い。
宮島方面、つまり広島駅に向かうには、西へ、尾道に行くには東へ、空港からのバスで向かう。
厳島神社は自分は何度か行っているが、連れは子供の頃に行ったっきりで記憶にないということだったので、当初は行くことを考えていた。
が、ちょうど、あの大鳥居が改修工事中!
宮島行って、あの鳥居が無かったら、また違う機会に行きたいと思うだろうし、広島駅の方は、いくらでも行く機会あるだろう。
ということで、今回は鞆の浦、尾道に行くことにしたのだった。
広島空港からバスで1時間10分(バス代1350円)、福山に到着。
まずは駅の近くのゲストハウスに荷物を預けて、福山駅のバス案内所でバスの時刻表や、地図をもらい、鞆の浦行きのバスに乗った。本数はわりとあるようだった。
30分、バス代も500円で鞆の浦に到着。
地方では、バス代が凄い高かったりするので、福山から30分乗って500円だったから、鞆の浦は、行きやすい方だなと思った。
バスを降りて、身体も気持ちも伸びをする!
完全に晴れてはいないが雨も上がっている!
まずは観光案内所で地図をもらう。
お土産屋さんの中に小さなカウンターがあるだけの観光案内所だった。
お昼ご飯食べようと目星をつけていたところの方面に、まず向かう。
行こうと思っていた店、二つあったが、一つは閉まっていたので、迷う必要なく。
鞆の浦は鯛が有名だそうなので、鯛のご飯屋さんがいくつかあるが、その日開いていたのはここだけのようだった。
店に入ると、満席だったが、すぐにひとつ、テーブルが空いた。
お得なセットメニューもあったが、お腹空いているから、値段も考えず、食べたいものを頼むだけ。
鯛めしが食べたい!
鯛の天ぷらが食べたい!
鯛大葉揚げが食べたい!
たこうま煮も食べたい!
というわけで、鯛めし以外は二人で半分こしたのだが、天ぷらは、ふっわふわであつあつで、鯛が口の中でとろけた。
鯛めしは優しい味で、うま煮とぴったりだった。
↑のページにはメニュー出てないが、メニューはいくつかセットメニューがある。
自分たちは、いろいろ好きに頼んだが、鯛めしはひとり500円だった。トータルで二人で三千いくらかなので、セット物を頼んでも似たような値段。
腹ごしらえ完了。
(続く)