単に、平たいところにひゅっと縦に伸びる線、という感じだからなのかなぁ、人が少ないってことはないのだろうけれど、どこかからどこかへの路上は、あんまり人がいないなぁと思った。マカオ。
観光スポット的な場所にはいっぱい人、いるのだけれど。
とはいえ、日本人が喜びそうな観光エリアには人がそれほどいないところもあった。
ホテルで荷物を降ろした後、ちょっと散策って人、多いですよね?
私はそうです。まずは、見回り。その土地の感覚にすぐなじむため、という感じで。
背の高い建物が、自分が泊まっていたホテル。これは、先日投稿した李錦記のある通りから、振り向いたところ。この道を、ホテルを背中にして歩いていくと、観光エリア方向。
はい、振り向くのはやめて、前を見ましょう。前を見て、左を見ると、
なんかちょっと違うんだけれど、ヨーロッパ、パリなんかでもこんな感じのショートケーキかチーズの一切れみたいな形の建物のある交差路はよくあるよな。
緑色の建物、緑が雰囲気皆無な緑・・・合成着色系・・・。
さてまた前を向いて歩くと、右側にすぐ、お菓子のお土産屋通りが見えた。
この通りを通ったときに、わ、土産用お菓子屋、それもクッキーとかそこで焼いてるし、ここで買うって覚えておこう!と思ったのだが、後で、同じ店をあちこちでさんざん見ることとなる。
ちなみにこの道に入る手前の、観光地へ続く細い通り沿いも、イタリアやフランスなどの地方都市の中心部の狭い通りと似たような、屋根付きの歩道と古い建物が並んでいたのだが、ヨーロッパとはやっぱりちょっと違うんだよね、当然だけれど。
道が狭いのと、レンガではないコンクリートっぽい壁のせいだろうか。
ちょっと欧風なところに漢字、っていうのは、欧米人が見たらそれこそジェームズ ボンドの007時代みたいな、オリエンタルで怪しい感じがしたりするのかな。
先ほどのお菓子屋のある通りを進んで左に折れると、ここは、日本人女子にも人気の高い、観光エリア。こう見ると、どうして人気って思うでしょう。
福隆新街。なんて読むんだ・・・読み方を探すの大変・・・
インスタ映えとか、昔は歓楽街だった、ということはガイドブックや、ネットの記事によく出ている。微妙にぎくしゃくした文章であるが、結構詳しい説明と興味深い写真があるサイトを見つけたので、詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ→福隆新街
広東様式っていうらしい。こういうの。
お金持ち向けの売春宿時代の気配、残っている感じしてきませんか?
この通りには、フカヒレ専門の食堂みたいなのや、軽食系の美味しい店がいくつかある。
振り返ると、泊っているホテルが見えた。
観光エリアなはずだが、それほど混んではいない。道沿いのわき道を覗くと、
確かに、フォトジェニック。
誰でもいい感じの写真が撮れそうな。
せっかくなので、人気店らしい軽食屋さんで、ポルトガル名物の一つである、ポークカツサンドみたいなものを食べてみることにした。
なんの文句もありません。サクサクの外側に、厚さも柔らかさも程よい肉。パンも、懐かし系と欧風を足して割ったような・・・・あ、イスタンブールで食べたパンと近い感じかも、と思った。やはり、文化がまざった味!か。
ポルトガル名物であるスイーツ、セラドゥーラ(沙度娜・・・Serrdura)。
コーヒー味を抜いたティラミスのような感じ?スポンジじゃなくて砕いたミルクビスケットを使った・・・つまり、クリームと、クッキーの粉みたいな組み合わせなんだけれど・・・・昔、マリービスケットとかムーンライトってお菓子の箱に、お菓子使ってクッキングみたいな記事がついてて、それをじーっと眺めつつ、作ったことないのを思い出した。アイスとクッキーを交互に型に入れて、冷凍してしばらく置いてから食べるというようなものだった。
つまりまあ、甘いの好きな人なら、おいしい~って思うデザートです。
この通りは、200メートルほどなので、突き当たって右に行くと、上り坂になっていて、世界遺産の教会がいくつかあるエリアにつながる。
赤白の道を抜けたらすぐこういう路上の風景。
やっぱり人、少ないよね。
12月後半だけれど、この通り、昼間は半袖の人多い。
上を見上げたら、
やっぱり静か。
電線にゴミもぶら下がってないな。
この付近の夜の様子はまた次記事で・・・