
薪にすれば火持ちが良い。
柱や床材にもなり、腐りにくく水にも強い為、船の乾板に使用されることも多い。
米国産木材材としては最も耐久性の強い木材の1つだと言われている説もあるようだ。
成長速度が速く繁殖力もかなり強いと思う。
山の畑の土手も油断していると、繁殖力の強いニセアカシアがはびこりすぎて、ニセアカシア林になりかねない。

河原へ行けば細い木から大木までいくらでも生えている。

散歩道の道にはみ出している邪魔な木を切っては集めてきて、色々と活用している。
最近はできるだけまっすぐで、杭に使用するのに良さそうなものばかりを切り出してきて、皮を剥き、2.5メートルほどの長い杭にして、生垣の支柱を作ろうとコツコツ集めてきては皮をむいている。
皮をむくのは乾燥してきたら皮と幹の間に隙間ができ、そこで虫が繁殖し、木が食べられて穴がたくさんあけられ強度が落ちたり、腐りにくい木でもその穴から湿気が入りやすくなったりするからだ。
皮部分は枯れ腐りやすい。

スクレーパーやマイナスドライバーや皮スキ等を使ってこじり、皮を剥ぎ取っていく。

棘の部分は切り出した場所で、ある程度ノコの背や棒でこすって落としてから積み込んで持ち帰ってくる。
そうしないと、積み下ろしの際に怪我をしかねない。
棘が刺さるとかなり痛い。
刺さった部分やその周辺がはれることもあるので注意している。

土に杭として使用した場合も、腐りにくく長年使用できる。
これから芽吹き、きれいな房の花を咲かせると思う。
花の部分は天ぷらやその他の料理にも使えるし、
ニセアカシアの蜂蜜は独特なクセがあるものの、大好物だ。
地元では、いくらでも繁殖して邪魔者あるかいされていることが多いニセアカシアの木。
私はありがたく大切に利用させていただきますよ。










