須佐之男命(スサノオノミコト)は、
天照大神(アマテラス)、月読命(ツクヨミノミコト)と共に
三貴神のひとつに数えられる神道を代表する神様。
スサノオは、二つの性格面を有しています。
伊邪那岐神(イザナギ)の禊ぎによって
鼻から誕生し、
海原の支配を任されたにもかかわらず、
伊邪那美神(イザナミ)への寂しさから
悲嘆にくれ、そんな悲しみの感情が嵐を招き、
地を荒廃させました。
天岩戸伝承の引き金になった乱暴狼藉ぶりで
高天原での大混乱を招いたことでも有名です。
荒ぶる神、嵐、暴風雨の神としての一面を持ちます。
茅の輪くぐりの伝説や
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治するなどの
英雄的な側面も持つことから
スサノオの最大の特徴は極端な二面性があります。
世の中は陰と陽のバランスで成り立っています。
今の世の中はバランスがとれなくなってきて
いるんではないかと思います。
あらてめて日本古来に伝わる神話や伝承に
耳を傾けてみたいと思い増す。