【ALISの取説】5-4　ブロックチェーンとは

こんにちは、初心者部のyoshihiroです。

ここまでの説明で、Web3.0やDAppsについて興味を持ってもらえたでしょうか？

この記事では、Web3.0やDApps、さらには仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンについて、説明したいと思います。

ブロックチェーンとは何か

ブロックチェーンとはその名の通り、データが記載されたかたまり（ブロック）が、鎖状に繋がった（チェーン）データベースのことを言います。

それぞれのブロックには、例えばビットコインの取引履歴などのデータが記載されているほか、前までのブロックの内容が要約＆暗号化されて記載されており、それがチェーンの役割を果たしています。

ブロックチェーンは特定の誰かではなく、世界中の人が協力して管理している今までにないデータベースです。みんなで合意をしながら新しいデータを記載したブロックを生成していて、ブロックチェーンは時間とともにどんどん長くなっていきます。

ブロックチェーンのすごいところ

ブロックチェーンには、今までの技術にはない優れた特徴がいくつもあります。ここでは、その中で特に重要な2つだけ紹介しますね。

・データの改ざんができない

ブロックチェーンに記載されたデータは、一定時間経つと二度と書き換えることができなくなります。

公的文書や企業の研究データなど、様々なデータが改ざんされたという報道がありますが、ブロックチェーン上に一度記載されたデータは絶対に後から改ざんすることはできません。

インターネット上にあるデータベースで改ざんできないものはブロックチェーンが初めてであり、まさに発明なのです。

・世界中の人が協力して管理している

ブロックチェーンは、世界中の人が共同で管理しています。たとえ悪事を働こうとする人が管理に参加していたとしても、悪いことをさせないようにする仕組みが作られているのです。

これは、Web3.0の概念に似ていますよね。中央で管理する人や企業がいなくても自立的に動くことができるのが、ブロックチェーンの大きな特徴の一つです。

ブロックチェーン技術のこれから

ブロックチェーン技術により、情報を改ざんされることなくみんなで共有することができるようになりました。その結果、ブロックチェーンに記載された数値に通貨としての価値を持たせることができるようになりました。

それがビットコインの誕生です。

誰でもデータにアクセスできるし、改ざんされるリスクもないので、お金のやり取りを記録するためにはもってこいだったのですね。

初めはビットコインにしか使われていなかったブロックチェーンですが、今ではあらゆる分野で応用が進められています。

ビットコイン以外の様々な通貨が生まれていますし、株や証券取引などにも応用され始めています。金融以外にも、医療や保険などの分野で文書の保存に利用される試みもあります。

ブロックチェーンは誕生してからまだ10年も経っていない新しい技術です。ブロックチェーンを活用した新しいプロジェクトが世界中で次々に生まれています。

ALISもその一つですね。

これからブロックチェーンがどのように世界を変えていくのか、楽しみながらみていきましょう！

・目次はこちら → 【初心者部】ALISの取説：目次・リンク集

・5章の最初はこちら → 【ALISの取説】5-1　ALISとWeb3.0

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