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◆ 【ALIS】エディトリアル画像の使用条件について
「エディトリアル使用のみ」という文を見かけたことはありませんか。
写真サイトとかの「利用条件」に書かれていたりすることがあるのですが、
ここでは、その「エディトリアル(「社説」という意味の言葉)」に関することを説明していきます。
○ 留意事項
・この記事は、個人的な見解の元で説明を行っています。実際には情報が違う可能性もあるので、予めご了承下さい
◆ エディトリアル画像とは
エディトリアル画像(エディトリアルコンテンツ、Editorial Content)とは、「商業利用ではない『報道や教育』が目的であるなら、使用しても良い画像(コンテンツ)」のことを示します。
おおよそ、以下の条件を満たしていれば、エディトリアル素材の画像を使用することができます。
・「非商用」である(利益が生じていない)
・誰かに説明することを目的としている(ニュースや辞典など)
・公序良俗の範囲内である
(※1 「エディトリアル使用のみ(Editorial Use Only)」と書かれているものは、エディトリアル画像に該当します)
(※2 「エディトリアルデザイン」とは関係ありません)
・例外条件
例え「エディトリアル用素材」であっても、その画像の権利を保有している人から(商業利用などの)利用権限を得ることができていれば、(許可されていることを追記することで)「エディトリアル画像」を自由に使用することができます。
◆ エディトリアル画像の説明など
○ どのようなものが、エディトリアルコンテンツに該当するのか
・有名人の顔写真
・会社のロゴなどが含まれている画像
・一般の人が含まれている画像(撮影された人物全員の同意がある場合は除く)
・商標登録されたものが含まれている画像(お店、食品、ビル、美術品、看板、イベント会場など)
・私有地の画像
要は、誰かが「著作権や、肖像権、商標権、施設管理権」などを保有しており、利用を許可していない(もしくは明言していない)ものですね。
(※ 上記の「誰か」は、「複数の人物」や「企業」「団体」等のケースもあります)
(より詳しい説明は、「こちら」に記載されています)
○ ALISでの利用について
基本的に、(権利者の使用許可が出されていない)「エディトリアル画像」をALISで使うことはできません。
(かなり特殊な条件を満たさない限り、)ALISは商用利用(商業目的での利用)とみなされるため、「エディトリアル画像」の使用は禁止されている、と思って間違えないでしょう。
ALISの商用利用に関する説明は、こちらに記載。
◆ エディトリアル画像の「引用」について
権利関係に詳しくないなら、引用しないほうが良いでしょう。
……一応、「著作権だけ」の範囲であれば、「エディトリアル画像」であっても「引用の範囲」で利用することができますが、
「肖像権」などの「著作権以外の権利」が含まれる場合は、引用であっても訴訟に発展する可能性があるので、引用はオススメできません。
・関連記事
◆ 「エディトリアル画像」のルールを無視して権利侵害を起こすと、どうなるのか
「無断転載のリスクについて」の記事に書かれている内容と同じようなことが起きます。
◆ ALISで「エディトリアルコンテンツ」を利用するとどうなるのか
・いいねが減る
・「通報」のリスクが増える
・炎上しやすくなる
・炎上すると、「訴訟」に発展する可能性がある
・ALISが批判を受けるかもしれない
等の問題が生じます。
「商標権を監視している企業が認知した」場合でもない限り、「エディトリアルコンテンツ」を使用しても何も起きませんが(誰も気が付かない可能性が高いですが)、
法律違反であることに変わりはないので、使用しないほうがいいと思います。
◆ 参考になる外部の関連記事
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