久しぶりに東京へ行った
やっぱり都会は苦手だ
人が多くて、夏は暑すぎて
冬はなんだか切ない
もちろん悪い人ばかりじゃない
いい人だってたくさんいるんだと思う
人は嫌いじゃない
だけど好きかときかれると
よくわからない
都会はとても憧れる
色んなものがあって、
便利で、
おしゃれなカフェ、
夜景が見えるレストランがあって、
歩いてる人達はなぜか
みんな垢抜けてるように見える
可愛いとか綺麗とかそうゆうことだけを言ってるんじゃない
だけどなぜか、どこか
私とは違う気がした。
横断歩道の白線が見えなくなるほどの人の数
それに酔うわたし。
ああ、実家に帰りたい
ふるさとがやっぱり一番だなと思った。
でも誰かにとったらここがふるさとでもある
だからそれは人それぞれだ
上を見上げると
私の大好きな空があまり
見えない
夜は明るすぎて星が見えない
それがとても切なく感じた
昼に上を見上げると見えたのは高いビルにうつし出される
大きなスクリーン映像
大きな音で音楽が流れている
人の声もそれに負けじと
耳にはいってきた
夜に上を見上げると
キラキラした高いビル
そしてその間からほんの
わずかに見える
星ひとつない真っ暗な空
まだ、馴染めない。
都会が嫌いなんじゃない、
むしろ好きなほうではある
だけど私はまだ
ここでは生きていけないなと
そう思った。