第六章、お金の「価値の尺度機能」とは？　～嗜好は情報化する～

※目次※

電子書籍『嗜好は情報化する』の「第六章、お金の「価値の尺度機能」とは？」です。

よろしくお願い致します。

さて、私は第三章で次のようなことを書いていましたが。

～～つまり「そのお菓子を選ぶ理由も人それぞれ」なら「得たい情報も人それぞれ」なのです。「人それぞれ」の価値観。これぞ今流行りの「多様化」だと思いませんか。

～（中略）～というわけで、私の書きたかったことは「すべての基本は分散化」です。

～（中略）～このインターネットがインフラ化してあって当たり前となった世の中で、日本の対応は諸外国と比べて非常に遅れています。理由は「過去の成功体験」とこれまでに培われた歴史による「国民性」と、それに伴う「教育の遅れ」等だと私は考えています～～

実はこの「多様化」への対応が遅れているものの中に「お金」も含まれています。