※目次※
電子書籍『嗜好は情報化する』の「第七章、単なる消費か、自分への投資か」です。
よろしくお願い致します。
第六章の話をまとめますと、次のようになるかと思います。
一、大量生産大量消費時代までは「お金」の価値が高かった
二、多様化時代の今、これからの価値は「時間>お金」である
三、「お金」を何に換えて幸せな「時間」を得るかは人による
ここで「お金」を何に換えるかという話ですが、充実した時間を過ごすために換えるお金は「消費」になります。例えばそのお金を飲食に使う場合、本来はお腹さえ満たしていれば美味しいものでなくとも良いはずです。
ただし実際は「栄養剤を飲んでいるから食事はしなくても良い。時間がもったいないから食事は一切していない」という人はほとんどいません。あまりにも忙しい時に、そういうもので済ましてしまうことはあるでしょうけども。