むかし、追っかけという文化があったことをご存知ですか?
「追っかけ」とは、有名なアイドルの公演を全制覇したり、雑誌やテレビの情報を全部集めたりすることです。
中にはエスカレートして出没情報のある場所に先回りしたり、ひたすら追っかけることもあったようです。
女性が多い印象でした。
彼女達は追っかけるけれど、離れて見ているだけのマナーが良いイメージで、色々なルールも存在したようです。
追っかけに関連して、前に経験したことを記事にしたいと思います。
それは、仕事帰りの電車の中での出来事でした。
座席が空いていたので、座って「ふぅっ」と息をついた瞬間、向かいの席のやや右側に、見たことのあるような顔がありました。
それは、アイドルグループの元メンバーでした。
ちょうどその時期に、バレーボールのスペシャルサポーターをやっていたと記憶しています。
おそらく、バレーボールの仕事が終わって電車で帰っていたんだろうと思います。
なぜそう思うのかというと、わたしがスポーツオタクだからです。(笑)
わたしは、元メンバーの姿を確認し、ずっと見ているのも変なので、すぐに目をそらして、あとは最寄駅に着くまで自分の携帯の方を見ていました。
しばらくして、最寄駅に着いて、電車から降りて歩いていると、その元メンバーが歩いていました。
「あら?降りる駅はここだったんだ」と思った時でした。
元メンバーが、ファンとみられる子から一方的に肩を組まれて、「ねぇ!~を紹介してよ~」みたいな感じで絡まれていたのです。
元メンバーは無言で、肩を組まれながら歩いています。
肩を組まれて、もし嫌だったとしても彼らは振り払えないですね。
こういう時に振り払うのは、とても危険だそうです。
実際に、アイドルグループの子が肩を組まれて、振り払った(体をよじった)時に、ファンの子が転んでケガをした、という出来事があったようです。
結局、そのアイドルグループの子は、会社にいられなくなってしまったようなのです。
話は戻りますが、わたしは、元メンバーが一方的に肩を組まれているのを見ていて、なんとも言えない気持ちでした。
本当に絡まれるのが嫌だったら、身バレしないように軽く変装するのかもしれないですし、そのあたりはよくわからないです。
また、有名人の肩を組んで何がいけないの?って思う人もいるんでしょうか。
人気商売なんだから、しょうがないでしょ、という意見ですね。
わたしの場合は、あっ!と反応してしまうのはしょうがないとして、そのあとアクションを取ろうとはあまり思わないタイプですね。
あ、でも、池上彰さんだったら話をしてみたいです。(笑)
池上彰さんの肩を組もうとは思わないですけどね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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