
こんにちは!こんばんは
ネットの広い海でこんなウワサを耳にしました
ネットのウワサ
普通列車の裏ワザ節約ルートで東京→名古屋を移動!青春18きっぷ改悪の代案になるからマネしてみてね♪
これは本当に東京→名古屋の裏ワザ節約ルートなんでしょうか?
今回、そのルートをファクトチェックしようと存じます
まず、実際にウワサされている『東京→名古屋の裏技ルート』を見てみましょう
紹介されている『東京→名古屋の裏技ルート』は以下のとおりです
東京→名古屋の裏技ルート
東京駅:JR東日本 中央線 快速 高尾行き(Suicaを使用、208円)
⇓
新宿駅:小田急 快速急行 小田原行き (株主優待乗車証を使用、550円)
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(新宿駅のチケット販売店で小田急の株主優待乗車証を購入し、株主優待を行使)
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新松田駅(しん・まつだ)
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(徒歩で移動)
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松田駅(まつだ):JR東海 御殿場線 沼津行き (休日乗り放題きっぷを使用、2720円)
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(事前に購入した休日乗り放題きっぷを行使)
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沼津駅(ぬまづ):JR東海 東海道本線 豊橋行き(休日乗り放題きっぷを行使したまま)
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(休日乗り放題きっぷで継続)
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豊橋駅(とよはし):名鉄 名古屋本線 快速特急 名古屋行き(名鉄回数券のバラを使用、830円)
⇓
(豊橋駅の外にある格安チケット自動販売機で名鉄の回数券のバラ売りを購入)
⇓
名鉄名古屋駅(めいてつ・なごや)
すごく分かりにくいため、箇条書きで整理します
東京→名古屋の裏技ルートを分かりやすく
JR東日本:東京駅⇒新宿駅(Suica)
小田急:新宿駅⇒新松田駅(小田急の株主優待乗車証)
JR東海:松田駅⇒沼津駅⇒豊橋駅(JR東海の休日乗り放題きっぷ)
名鉄:豊橋駅⇒名鉄名古屋駅(名鉄回数券のバラ売り)
乗り換え回数:4回
片道運賃:4308円
所要時間:374分(6時間14分)
備考:休日乗り放題きっぷの購入、金券ショップの購入、金券ショップ設置の自動販売機での購入、徒歩乗り換えを考慮せず
これがウワサされている『東京→名古屋の裏技ルート』の詳細です
ここからはファクトチェックを行います
まず、東京→名古屋の裏技ルートで使用した時の移動距離を見てみましょう
東京→名古屋の裏技ルートで使用した時の移動距離 ※徒歩乗り換えを含め
東京⇒新宿:中央線 10.3km
小田急新宿⇒新松田:小田急線 71.3km
新松田⇒松田:徒歩移動 0.7km
松田⇒沼津:御殿場線 50.0km
沼津⇒豊橋:東海道本線 167.4km
名鉄豊橋⇒名鉄名古屋:名古屋本線 68.0km
合計:367.7km
東京→名古屋の裏技ルートで使用した時の移動距離の合計は、367.7kmになります
比較対象で名古屋→東京を名鉄線、東海道新幹線、東急線、横須賀線で移動したら358.2kmであることから、9.5kmを余分に移動するので東京→名古屋の裏技ルートはかなり不利があります
東京→名古屋の裏技ルートでは強く『節約』『裏ワザ』を強調しています
しかし、名鉄線と東海道新幹線と東急線と横須賀線を乗り継いで移動するより東京→名古屋の裏技ルートは9.5kmを多く移動する真実が暴かれました
では、1kmあたりの乗車運賃はどうでしょうか?
東京→名古屋の裏技ルートだと、1kmあたり12円になります。比較対象である名鉄線と東海道新幹線と東急線と横須賀線を乗り継いで移動する『東京→名古屋の裏ルート』を見比べると、以下の結果になりました
東京→名古屋の裏技ルート:12円/1km
東京→名古屋の裏ルート:29円/1km
節約の観点からすると、東京→名古屋の裏技ルートが東京→名古屋の裏ルートより17円やすく移動できることが分かります
結論から言うと、東京→名古屋の裏技ルートを使ってもストレスが溜まるだけで無意味です。その真実を暴露すると、東京→名古屋の裏技ルートは以下のダメだめポイントがあります
東京→名古屋の裏技ルートがダメだめすぎる5つのポイント
① 小田急の株主優待乗車証が確実にある訳がない:小田急の株主優待乗車証は、必ずしも金券ショップに売っているわけではありません。在庫に限りがあり、東京→名古屋の裏技ルートが無意味になります
② 名古屋鉄道の回数券のバラを求めて1回だけ外に出ないといけない:名古屋鉄道の回数券のバラ売りを求めて、1回だけ豊橋駅の改札から出ないといけません。そして、豊橋駅西口に出て、そこから『ヤマサちくわ 西駅店』の横の金券ショップの自動販売機で名古屋鉄道の回数券のバラ売りを買わなければならず、「ホーム⇒改札⇒駅西口⇒ヤマサちくわ 西駅店の右横」のルートでわざわざ歩かなければなりません。ウワサされている東京→名古屋の裏技ルートでは、そのような徒歩時間と購入時間を考慮していないため、いくら最短で最安であっても、時間にかけるカラダの負担からすれば、かなり無駄です
③ 回数券と株主優待乗車証が終了する危険が:私鉄の回数券の場合、利用者の状況を考慮して、販売を終了するリスクが伴います。同時に私鉄の株主優待乗車証も同様で株主優待乗車証を金券ショップへ転売することを禁止で二度とそれを入手できなくなるため、回数券と株主優待乗車証を依存するのは、あまりにも危険そのものです
④ 御殿場線と豊橋駅までの東海道本線にトイレがなく、死のロングシートでストレス爆発:私鉄の場合、確実にトイレが設置されています。しかし、御殿場線と豊橋駅までの東海道本線にトイレがありません。そして、御殿場線と東海道本線にクロスシートがなく、死のロングシートが待ち受けています。節約と裏技のために、リスク覚悟でトイレなし、死のロングシートを使うのは本当に地獄そのもので、ストレス爆発はまさに人の時限爆弾であり、東京→名古屋の裏技ルートはリスクそのものです
⑤ 名古屋に着いても名鉄名古屋駅で迷子に:執筆者も過去に何度も名鉄名古屋駅を使いましたが、名鉄名古屋駅は本当に『初心者殺しの地下駅』です。はじめて名鉄名古屋駅を使って、他の公共交通機関を利用しようとしても、1回、名鉄名古屋駅の外に出て、そこから迷路の名古屋駅を迷いながら進まないといけなくなることから、東京→名古屋の裏技ルートで大きなタイムロスを作ることとなります。それは本当に命取りです
⑥ 往復が使えないし、日帰りできない:東京→名古屋の裏技ルートでは、全て片道での移動を考慮していますが、往復が全く使えません。東京→名古屋を往復で利用すると、トータルで12時間半かかるので、日帰りで名古屋旅行は確実に無理です。名古屋にある限定商品が買えなくなったり、到着時刻が遅れて相手に迷惑をかけるので、そのような裏技ルートで損するのは確実です
これらを見て、本当に東京→名古屋の裏技ルートを使いたいと心から思いますか?思うのであれば、あなたはインフルエンサーによるマインドコントロール(洗脳)によって操られている人形そのものであり、人権と人格を失っています。直ちにインフルエンサーを信仰せず、インフルエンサーとの関係を絶ちましょう
今回の東京→名古屋の裏技ルートで多くのウソが暴かれました。これで東京→名古屋の裏技ルートを使う人間がどれだけの損をこうむることでしょう
さて、執筆者が本当に信じる東京→名古屋のガチ推奨の裏ルートは以下のとおりです
執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の"裏ルート"
名鉄名古屋⇒豊橋:名鉄名古屋本線
豊橋⇒新横浜:東海道新幹線
新横浜⇒武蔵小杉:東急新横浜線
武蔵小杉⇒東京:JR横須賀線
乗り換え回数:3回
移動距離:358.2km
所要時間:151分(2時間31分)
おねだん:10125円
上記のルートだと、以下の恩恵を受けることができます
執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の"裏ルート"を使うことで受ける3つの恩恵
① 1年を通して、平日・休日・祝日に関係なく移動できる:東京→名古屋の裏技ルートは、Suicaと小田急の株主優待乗車証、名鉄の回数券のバラ売りを使わないといけず、とくに小田急の株主優待乗車証と名鉄の回数券のバラ売りは在庫の有無と金券ショップの営業時間と営業日を予測しなければなりません。しかし、執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の裏ルートを使うことで、1年を通して、平日・休日・祝日に関係なく移動できるので、わざわざ金券ショップのことを考えなくて済みますし、毎日使えるメリットが大きいです
② 全てトイレと快適すぎるシートを使える:ケチって節約しすぎると、カラダの負担や時間にかけるストレスで東京→名古屋の裏技ルートを使うだけで危険そのものです。執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の裏ルートは全てトイレがありますし、カラダの負担を小さくする快適すぎるシートが使えます。ケチりまくると、節約した分のカラダの負担が重たくなるだけであって、何も節約した効果なんて何も感じないのはもったいないです。東京→名古屋の裏技ルートは本当に無意味です
③ キャッシュレスで金券ショップいらず:金券ショップはクレジットカードの規制を厳しくしている販売店でもあります。クレジットカードの残債を現金化する規制を強化しているためです。そのことから、金券ショップの利用する時点で現金を依存するなんて、イマドキは古すぎですよね。執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の裏ルートは、東京⇒武蔵小杉⇒新横浜と豊橋⇒名鉄名古屋までを交通系ICカードで払えますし、東海道新幹線では全てクレジットカードで支払うことができますから、全てキャッシュレスで移動することが可能です
④ 往復が使えます:実は執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の裏ルートでは、片道と往復を考慮しているため、全て往復券で買うことができます。移動距離が短く、券売機で往復券を買うよりも交通系ICカードが良いこともあるものの、東海道新幹線、名古屋鉄道だと移動距離が長いため、往復券が使えるので、往復割引の恩恵が非常に受けやすくなっています
上記のとおり、執筆者が信じる東京→名古屋のガチ推奨の"裏ルート"を使うことで、金券ショップに依存することなく、1年を通して利用でき、さらに快適すぎるシートでトイレ付き車両でスムーズ移動の恩恵を受けられます
そして何より、東海道新幹線を利用できるのは、新幹線好きにはたまらないものではないでしょうか
動画共有サイトやSNSで話題になっている東京から名古屋への裏技ルートに関する情報は、一見して魅力的に思えるものの、実際には多くの問題点が浮き彫りになりました。このルートは、複数の鉄道会社を利用し、交通系ICカードや株主優待、回数券を駆使する必要がありますが、これらの入手が難しいため、実用性に欠けています
また、徒歩移動やトイレのない長時間の移動は、ストレスの原因となり、快適さも損なわれます。それは本当に正しいのでしょうか?
動画共有サイトやSNSで話題になっている東京から名古屋への裏技ルートに関する情報は、明らかな誇張した表現で紹介されていることから、明らかなウソが含まれているので、全く信頼できません
さらに、実際の移動距離は通常のルートよりも長く、運賃も節約効果が薄いことが分かりました。執筆者が推奨する『よりシンプルで快適な東京→名古屋の裏ルート』では、所要時間が短く、トイレやシートの快適さも考慮されており、より現実的な選択肢となっています
したがって、無理に東京→名古屋の裏技ルートを試すよりも、利便性と快適さを重視した移動方法を選ぶことが賢明ではないでしょうか
今回は、動画共有サイトやSNSで話題になっている東京から名古屋への裏技ルートに関する情報をファクトチェックしてみました
交通を絡んだネタは、魅力的に見える「裏ワザ」や「節約ルート」が数多く存在します。しかし、その情報の裏側に明らかなウソと誇張された表現が人を情報に惑わされる副作用が多く含まれていることがファクトチェックで露呈されるようになりました
動画共有サイトやSNSで話題になっている東京から名古屋への裏技ルートに関する情報を安易に惑わされることなく、自分の時間、労力、そして快適さを最優先に考えることがとても重要です
一見しておトクでラクに見える情報の裏側には、予想外の労力やストレス、思わぬリスクが潜んでいることを決して忘れてはいけません
情報を鵜呑みにするのではなく、冷静に分析し、自分にとって本当に価値のある選択とは何かを見極める目を持つことが、賢明な移動、そして賢明な生活の鍵となるのではないでしょうか
短期的な節約に目を奪われるのではなく、トータルな快適さと効率性を考えることが、真の賢明さなのかもしれません
インターネットで話題になる情報が本当に真実とは限らず、それが事実とは言えません。インターネットにある情報の99.99%が全てウソで成り立っているのです
とくにX、TikTok、YouTube、Instagramはそうですよね。全てウソで作られた想像の世界なんです
こうしてファクトチェックをすることで、情報を見極める目が成長し、いかにその情報が愚かなものであるかをファクトチェックが教えてくれます
ファクトチェックがどんだけ真実を導いてくれるのか。ファクトチェックでどれだけの多くの人々を救うのか。ファクトチェックは本当に謙遜で謙虚で素直なんです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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