さて、2022年を振り返ると、戦争に円安、ワールドカップなど緩急の激しい一年になったといえます。ここで、2023年の抱負を語るとするならば、円安に再度警戒するということでしょう。
なぜ、今のタイミングで円安なのか、それは円高な今だからこそ考えたいというわけなのです。ドル円は今年の秋に高騰しましたが、現在ではドル安が進行しています。これだけ見ると、以外にも日本円は大丈夫なのか?と考えてしまいますが、その考え方は非常に間違っているとみています。
日本円はいまだに高い水準で推移しているということが言いたいわけですが、これはあながち間違ってはいないでしょう。おそらく、1ドルが500円を超える大暴落はまだ可能性としては残されているわけです。たまたま火がたっていないだけで、大火事はなってから気付いても遅いということになります。とはいっても、それを予見することは非常に難しいのもまた事実です。
2023年になっても再び円安の傾向はみられており、やはり長期的には徐々に円安に向かっていくことが考えられています。この変化は日本経済に及ぼすものは大きいと感じており、とはいってもほかの海外の国家とは異なる自然環境にある日本において似たような蓄財戦略をとるのは難しいでしょうから、非常に難局だといえるでしょう。
では、もはやあきらめるしかないのかといえばそういえるほどやばい状況でもない気がしています。というよりも、自然環境的にハンデがあるため、そこまで無理できないのではないかとも考えているのです。そもそも、ほとんどの人々は円安になったらなったで何かしらの対応に追われます。そして、それをやっているうちに、その事実が状態しかしても危機感を覚えることはなくなるでしょう。