絆コインの騒動に関する比較的詳細な経緯報告書


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-筆者-

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仮想通貨の赤ちゃん(@cryptojinsei)だよ。

月に1万円程度のお小遣いで草コインを買ったり、AirDropを漁ったりしているよ。

KIZUNACOIN(KIZ)のコミュニティが、とっても大変なことになっていたね……



-導入-

日本初のDAG通貨としてプレセールを連発していた、SNS投げ銭マーケティングでお馴染みの絆コインですが、10/8(月)に行われたMeetupの内容が酷すぎると一部で話題になっていましたね。

Meetupの様子がYoutubeに公開されていたのですが、実際わりとお通夜に近く、同日に登壇したAvacusが気の毒になりました…

今回の記事では、そもそも何故ここまで荒れるに至ったのかという経緯から、深夜1:00から早朝4:00までの約3時間に及ぶコミュニティでの質疑応答までの流れを軽く流していこうかと思っています。



-歴史-

◆リブランド~初回プレセールまで

その昔、乞食コインという物乞いに特化した投げ銭通貨がありました。

Wavesトークンの乞食コインは、Waves通貨特有の意味不明なエアドロを行っており、赤ちゃんもこのエアドロで50万KOJIKIを受け取った記憶があります。
(これを受け取っていなければ今回の騒動には立ち会えなかったでしょうから、振り返ってみると色々とオイシいエアドロであったと思います)

そして通貨が認知されていく中で「そもそも乞食コインって名前、どうよ?」という当然の疑問が生じ、コミュニティ内でのワイワイを経て、乞食コインは絆コインへとリブランドを決行します。

それっぽいロゴとかわいらしいイメージキャラクターを引っ提げて、見事リブランドを果たした絆コインは、満を持してプレセールを実施します。

【初期プレセール】
販売価格:1satoshi
販売枚数:40億枚

6月に行われたこのプレセールは比較的サクッと完売したようです。
この段階で1satで購入された方々を「初期プレセール組」とカテゴライズします。


◆投げ銭マーケと叩きの火種

1satプレセール終了後、プレセ益をエイヤしてDAG実装やWallet開発を行い、51%攻撃対策としてのPoS化や上場取引所の選抜投票を経て、投げ銭バリバリWalletがリリースされます。

投げ銭マーケティングがクリーンヒットしたのか、あるいは単純に投げ銭という行為に突然ハマったアカウントが多かったのか、『絆コインの投げ銭』はtwitterで爆発的に広まっていきます。

無数のアカウントがtwitterに絆アドレスを貼り付けて「誰か~!!」とアッピルし投げ銭を待つ様は、まさに乞食コイン時代の面影がキラリと光る皮肉的な描写に見えました。

それと前後して、運営の出したあるアナウンスが物議を醸しはじめます。

『運営の保有量さすがに多すぎ問題』です。

総発行枚数の70%を開発費として保有し、10%を運営持ち分として保有し、残りの20%がプレセールという大胆かつアヴァンギャルドな采配は、SCAM通貨にすっかり慣れた界隈の勇士も思わず二度見してしまうというもの。

1sat売却スキームの先駆けであるNANJCOINがあそこまで盛り上がった理由のひとつとして「運営保有分を10%と少なく抑えて見せていた」というSCAMじゃないよアッピルが効いていた、という側面もあるのですが、先人から何も学ばないそのスタイルは、さすが日本初のDAG通貨と言ったところ。

投げ銭ラッシュで目立っていたこともあり、急速に認知度の高まった絆コインに対する評価は、ここにきて「期待!」と「クソ!」とで真っ二つに分かれることとなりました。

(なお、この告知文のイカれ具合からも察せる通り、ギリギリの文章力で根拠のない妄想を語る『絆文学』という概念が誕生しています)


◆10satプレセール~騒乱のMeetupまで

投げ銭ブームも過ぎ去った頃、絆コイン運営は【二次プレセール】の実施を発表します。

【二次プレセール】
販売価格:10satoshi
販売枚数:3億枚

初期プレセールと比較するとタイトな条件であることがわかります。

これによって、初期プレセール組の「は?何でもう1回プレセールやってんの?」という不満に対して「価格は10倍だし、枚数も1/10以下に抑えてるから、そこまで売り圧にならないよね!」というポーズが取れるわけですね。

とはいえ条件的には割高かつ不利に見える二次プレセールでしたが、損得をそこまで気にしない方も多かったのでしょう。後日、絆コイン運営はdiscord上で「(二次プレセールは)売れている」という報告を行います。


ここでやめておけば、支援者と一緒に月でも火星でも行けたのかもしれません。

しかし絆コインは、よくある上場前決起集会かと思われたMeetupで謎のトンデモ発表を連発することとなります。



-トンデモ発表-

10月8日月曜日、Meetup会場で発表された新材料は下記の通りです。

①二次プレセールの方式を変更
②絆コインのステーブルコイン化
③海外法人を設立しイーサベースのセキュリティトークンを発行



…………???????


う、上から見ていきましょうか。


①二次プレセールの方式を変更

初期プレセール組の保護(≒尊重)を目的とした10sat/3億枚という二次プレセールのフレームを、運営自ら変更する!というアナウンスです。

【変更前】10sat3億枚を売却
      ↓ ↓ ↓ 
【変更後】1sat30億枚を売却

これまでの流れを踏まえて、どうしてこれが「いける」と思ったんだろうと疑問を抱かずにはいられませんが、初期プレセール組に不利となる条件に改悪しました。
(10satがあまり売れなかったのでしょうか……)


②絆コインのステーブルコイン化

決済通貨として普及させるために、1KIZ=1円でステーブル化するという施策です。

いちおう基礎情報として明記しますが、絆コインの発行枚数は200億枚に設定されています。
また価格ですが、現行レートで1円=約150satと、10satで売っても1satで売っても正直あまり関係ない価格でステーブルさせたいようです。

ステーブルする仕組みについても、流行りのアルゴリズム型ではなく担保型で、その担保についても資金調達の真っ最中とのこと。

こちらについても正直、どうしてこれが「いける」と思ったんだろうと疑問を抱かずにはいられません。


③海外法人を設立しイーサベースのセキュリティトークンを発行

どうも運営は、絆コインとは別にイーサベースのセキュリティトークンを作成して、それも上場させるとのことです。

どうしてこれが「いける」と思った???



-質疑応答-

そんなホルダーの「なぜ?」「どうして?」に答えようと考えたのか、日付の変わった本日午前1:00すぎ、運営のmori氏がdiscordに降臨し、ホルダーから寄せられる怒涛の質問ラッシュをそこそこ捌いてくれました。

下記に質疑応答の内容を、なるべく載っけていきます。

あの独特の文体や臨場感を味わってほしく、またなるべく文意を損ねたくないので、mori氏の発言は時系列に沿ってスクショで並べていきます。いざとなったら証拠保存にもなるので、その時はご活用ください。

(正直、この質疑応答が一番トンデモでした)


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Q:ベンチャーキャピタルと提携して資金調達できてるって言ってたよね?なんでプレセール続けてるの?

A:

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Q:なんでこのタイミングで1satプレセールに変更したんですか?資金何に使うの?ステーブル化もどうやってするの?

A:

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Q:え?海外でもプライベートセールやるの?何それ?

A:

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Q:以前に仰っていた「予告なく持ち分売却を行い相場に変動を与えた場合には無限責任によってホルダーの損失を償う」という内容の法的文書はどうなっていますか?上場前に公開する予定のはずですよね?

A:

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Q:1円固定ってできるの?

A:

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Q:上場はいつするの?

A:

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Q:アメリカ法人からセキュリティトークンを発行するとなるとSECの登録認証が必要かと思いますが、それは年内にクリアできるとお考えですか?

A:

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Q:上限200億固定のステーブルって微妙では?テザーはすでに時価総額3000億円で、ずっとマイナーなTrueUSDも100億円、DAIも50億円だし、日本円の流通量なんて100兆円あるんだよ?長期的な視野が無さすぎない?

A:

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Q:絆の価値1円(130倍)保証の時点で、法に触れちゃってない?

A:

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Q:価値の担保が「見込み」のステーブルってアホか?返金しろや!!

A:

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Q:moriさん、騙されてない?提携する会社って本当にあるの?上場も大丈夫?

A:

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Q:やっぱり、二次プレセールの価格を1satにする意味がわからないです。

A:

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Q:セキュリティトークンって上場するの?

A:

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Q:お気持ち……??初期プレセール組は「お気持ち」でゴミのセキュリティトークンをもらっても嬉しくないと思うんだけど。

A:

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Q:1satでプレセールしたら売るときに1satに張り付いて売れなくなっちゃうじゃん。どうすんの。

A:

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Q:どっちかというと問題は10sat→1satの値下げじゃなくて、3億枚→30億枚に販売枚数を増やすことで売り圧が増すことなんだけど、わかってる?

A:

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Q:そもそもステーブル化したところで使われないでしょ?

A:

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Q:ステーブルするための担保となる数千億円の調達って本当にできるの?

A:

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↓↓↓↓↓

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この他にも数多くの妄言がばら撒かれているのですが、大筋は追えたので泣く泣くカットとさせていただきます。

なんかもう、よくわからないです。ただ何となくヤバイってことはわかります。

そこそこ調達できた国産ICO通貨が海外のSCAM開発業者に捕まってICO資金ゴッソリ抜かれて瀕死で開発先を探してた話とか聞いたことありますよね?現時点でああいうののリスクが高すぎませんか……??



-つまりどういうことなの-

絆コインの上場は今月中。セキュリティトークンは年内上場
●初期プレセール組への補填は、別途謎のセキュリティトークンを送りつける形で対応
●ステーブルできるよう頑張るけど、見込みなので保証はできない
●プレセール組の購入価格は保証します。返金も可能
詐欺じゃない。大丈夫。この目で見たから


……………。

はい………わかりました…………。


あと、昼過ぎくらいにtwitterで不吉な文章が流れてきたのですが、10satプレセールで購入した人には、購入枚数の10倍の枚数の絆コインを付与することで公平な対応とするみたいな話、本当ですか……??

乞食コイン時代からお世話になったコミュニティですが、これ以上深淵を覗きたくないので、今後の情報を追いたい方は絆コインdiscord内の『#重要なお知らせ』チャンネルから最新情報にキャッチアップしましょう。

赤ちゃんは………つかれたよ…………



仮想通貨の赤ちゃん 拝





【おすすめ記事】

「国産銘柄はゴミ!!!!!」という記事だよ。



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-記事を書いた赤ちゃん-

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おなまえ:仮想通貨の赤ちゃん

絆コイン:騙されないといいね……

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公開日:2018/10/09
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  • かわいい赤ちゃん
  • @cryptojinsei
クリプト義務教育を修了した、小さな小さな赤ちゃん。国産SCAM通貨は、すべておみとおしだよ。かわいいね。
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