海浜幕張に行ってきました。
AI・人工知能EXPO
ブロックチェーンEXPO
量子コンピューティングEXPO
これらの展示会を見るためです。コロナのため、春の展示会が中止になり、秋も危ぶまれましたが開催されました。しかし出展社は少なく、訪れる人も少なく2時間で全部見終えてしまいました。実際は1.5時間で見終えましたが、せっかく新潟から行ったのでコスパが悪いと思って、興味のない展示をしているところの担当者にも話しかけました。
本稿ではいろいろ説明を聴いた中で興味のある商品・サービスを復習しながら紹介します。
全体的に、外国人の説明員が多かったです。ベトナム人、中国人、ロシア人、その他国籍不明のアジア人...。ファーウェイの説明員も、流ちょうな日本語を操る中国人が多いように見受けられました。Atlasという学習・推論のコンピュータ群の説明を聴きました。PythonでAPIを使って、15行程度のコードで推論をするデモをしていました。Altas 200 DKという小型のエッジコンピュータが半額以下で買えるクーポンをもらったので、早速注文しました。NVIDIAのJetsonも小さいコンピュータですが、GPUがあるため非常に電力を消費します。Atlas 200 DKはバッテリでも動くらしいですが本当か調べてみます。
感情認識のデモもありました。物体認識ができるのはもうあたりまえですが、人を認識したとき「怒ってる」とか「悲しんでる」といった感情を表示していました。マスクで顔の下半分が覆われていたため、認識率はあまり高くはありませんでしたがデモとして面白かったです。
今回のAI・人工知能EXPOで一番面白く人気のあったデモをやっていたのがバズグラフ社のバースト検知システムです。ネットからバズっているデータをひっぱってきて視覚的に見せてくれます。最近ですと、トランプ米大統領(選挙)、白石麻衣さん(所属グループの卒業)、ANA(数千億円の赤字)などです。関連しているデータも見せてくれて、トランプ大統領ですとバイデン、メラニア、脱税、コロナ、死ねばいいのになどの言葉が現れます。死ねばいいのにというのは、トランプ大統領がコロナにかかった時期に頻出した言葉だそうです。怖いですね~。
Zoomのようなビデオ会議システムにホワイトボードを加えたものです。Zoomでも共有機能を使って図を描いたりはできますが、YYKnowledge Boardではより会議がアクティブになると思いました。
スキルアップAIはAI人材育成を行っています。この図はスキルアップAIの講座マップですが、よくまとまっていると思います。数学は当然として、プロジェクト推進基礎・応用や知財・契約、組織づくりまであるのがいいですね。
まぁ田舎はAIの前にITなんですけどね。
あと「AIカルタ」なんてのもありました。その場で買いたいと申し出ましたが、現物があまりないのでアマゾンで買ってくれと言われました。その場で買うのが展示会のいいところなのに...。
keb_bi AIRというロボットです。SDKがあるので、しゃべりや動きを自分でプログラミングして変えることができます。ロボットは買い切りで14万円、サービス利用として月々のランニングコストが1,500円です。説明員がすごくきれいな人で、日本語も上手でした。見た感じ、27歳くらいですかねぇ。
普通の会社であれば、それなりに社内システムというものはあります。販売管理システム、生産管理システムなどです。ソプラのAgent SOPPRAは、既存システムにアドオン(追加)することで、スマホでシステムを使うことができます。スマホに「XX商品の在庫数は?」と話すと、「〇〇個です」と返してくれます。もちろん、これは既存システムに在庫照会の機能があることが前提です。既存システムのAI化は、こういうやりやすいところから始めて社員のAIリテラシを上げていくのも一つの手ですね。導入コストも抑えられます。
説明を聴いても理解できなかったサービスです。
ChainUPの「File-Hash」は分散型データストレージであるIPFS(Inter Planetary File System)のクラウドコンピューティングのレンタルサービスです。IPFS参加ノードのインセンティブを保つ暗号通貨Filecoinは、IPFS上にストレージを提供した時間や量に応じて参加したユーザに付与されます。このストレージを提供するサービスが「File-Hash」です。
うん。わからん。説明員さんが一生懸命説明してくれましたが、ごめんなさい。でもなんかすごそう。要はブロックチェーンサービスを提供している会社ですね。
一種のゲーミフィケーションと、それを社販につなげるサービスです。社員同士「ありがとう」を送ることができ、それが貯まると社内販売(オフィスグリコのようなもの)でポイントとして使えます。SNSでは「いいね疲れ」というものがありますが、社内で「ありがとう疲れ」って起きないですかね?ありがとうの数がもし人事考課に影響するとなると、せっかくのありがとうシステムが逆効果になりはしないでしょうか。
「Japan NFT Station」というブースは複数社での展示でしたが、その中のI-TOPICS社の話を聴きました。よくわかりませんでしたがインフルエンサーを活用したマーケティングの会社なのかな。NFTを今後活用していくとのことでした。アンケートに答えたら、3,000円分のアマゾンギフト券が当たったので、お礼にここに紹介しました。
田舎にいると、たまに東京に出たくなります。新幹線は空いていましたが、京葉線はなかなかの混み具合でした。京葉線に乗っていたら、浦安警察署と行徳警察署の距離が近いことに驚きました。
量子コンピューティングEXPOにはいい展示がなかったので紹介しません(できません)。
以上です。