ども!kassyです。
今週のお題が「歴史」てことなので、以前nemlogに投稿した記事を転載することにします。
久々の記事は「元伊勢 吉佐宮」について書いてみたいと思いますが、
そもそも「元伊勢」とは??
遡ること1年半前に元伊勢について記事を旧アカで書いていました。
元々、伊勢神宮(内宮)の御祭神「天照大御神」は皇居内でお祀りされていたんですが、崇神天皇の時代に皇居内から「笠縫邑」に遷され、その後遷されたのが、今回訪問した「吉佐(よさ)宮」になります。
何故、「吉佐宮に遷されたのか?」ですが、元々吉佐宮のある「真名井」には伊勢神宮(外宮)の御祭神である「豊受大御神」が祀られており、その縁もあり、天照大御神もこの地に祀られたと考えられています。
詳細は籠神社の由緒書をご覧下さい!
その真名井の地は現在、籠神社の奥宮「真名井神社」として残されています。
また、奥宮 真名井神社の奥には縄文時代の祭祀跡とされる遺構が見ることが出来、古くから神聖な場所であったことが見て取れます。
吉佐宮遷座の4年後には天照大御神と豊受大御神は大和国「伊豆加志宮」へ遷座されるのだが、その後宮司家である「海部(あまべ)氏」の祖神である「彦火明命」を主祭神として社名も「籠(この)神社」に改名し現在に至っています。
因みに現在の宮司も海部氏の子孫が勤めており、神代から続く家系として家系図「海部氏系図」は国宝指定されている。
また社家 海部氏所蔵の銅鏡「海部氏伝世鏡」も国宝とされており、考えてみれば凄い家系ですよねwww
さて、肝心の「籠神社」も元伊勢感を漂わせており新しくも感じますが、格式も兼ね備えた素晴らしい神社でした!
さて、次の元伊勢「伊豆加志宮」の記事は何時になることやらwww