AIを利用した機械翻訳のレベルが、いくつかの言語間では既にプロの翻訳者に並ぶ水準を超え始めたというこちらの日経の記事を面白く読みました。
日本語と英語間の翻訳はどうか。これはまだ人間並みとはいかないまでも、プロの翻訳者に肉薄する水準になっている。
高品質翻訳サービスのみらい翻訳(東京・渋谷)は、NICTのNMT技術をベースにしたことで、日本語から英語への英作文の情報伝達力が、英語でのコミュニケーション能力のテストであるTOEICで960点のビジネスパーソンに並ぶ水準に到達。流ちょうさの点でもプロ翻訳者にほぼ並んだ。ただし、英語から日本語への英文和訳では流ちょうさでプロ翻訳者にわずかに及ばないという。
もう、Katakotoさんいらんやん。あんなに頑張って勉強したTOEICの点数も既にAIに追いつかれてもうてますやん。
それでもすねずにKatakotoさんは今日も英語の勉強を頑張り続けねばならないのです。なぜってTOEICでいくらいい点取ろうが、まだまだしゃべりがKatakotoだから。Katakotoな上になぜか無職で海外にいるから。そして海外でKatakotoなのは時に命に関わるから。ここいらじゃ、その辺の道端で転がっているジャンキーですら流暢に英語を話しやがる。Junky English 驚異のkatakoto超え。
そういうわけで、また今日から少しずつ海外の小ネタ投稿サイトFMLから面白かった投稿を日本語に翻訳して英語力を鍛える作業を再開したいと思います!
本日訳すのは、今日の話題にぴったりのこちらの文章です。
Katakoto訳『今日、職場で作業をプログラムで自動化して、一日がかりの作業を数時間で終わらせた。上司は全くの無感動。「仕事に対して給料が払われてるのであって、自動作業にではない」からだって。』
day-long = 一日がかりの・一日中続く
be paid to ~ = ~に対してお金が支払われる
こんな職場、日本にもたまに本当にあるから困っちゃう。でも、これからの時代はどんなに高度な頭脳労働ができる人でも、AIに仕事を奪われかねない恐ろしい時代です。
はもはや、肉体労働者だけの問題ではないのです!(いつになく社会派)
上のGIFは、未来からタイムスリップしてきた未来人の皆さんに、仕事を奪われたサウスパークの労働者が、ゲイ化して未来人の存在を元から根絶しようとするエピソードから引用。http://southpark.cc.com/clips/154541/gay-for-america
ただのSFタイムトラベルネタで終わらず、現代の移民問題をも思わせるさすがは超絶社会派アニメ、サウス・パーク。なんて深いエピソードなのかしら。
そう言えば、サウス・パークが9月からNetflixで日本国内配信されるってニュースになっていましたね。
日本語吹き替え版は、配給会社が倒産したり、声優もロンドンブーツ1号2号がなぜか関西弁であてて大変残念な仕上がりにしてしまっていたりと、日本では本来の作品クォリティとは関係がない要因であまり人気がないアニメですが、ご覧の際はぜひ英語字幕版でご覧ください。
この世にこんな面白いアニメはそうそうありません。そして飽きずに何回も見続けられて英語の勉強にもなる素材は、僕にはこのアニメ以外にありません。僕はこれのおかげでTOEICのリスニング・パートが満点になりました。
ネイティブのスピードについていくために、ある時期からリスニング対策としてやっていたのは、ひたすらサウス・パークを字幕付きで毎日狂ったように見続けるという事だけでした。効果は本物なのでそのうち「TOEIC満点!サウス・パークで楽々英語学習法」という胡散臭い英語学習本を出したいと思います。
英語学習の秘訣は、“できるようになるまでやめない事”だけです。かけるべき時間は5年10年です。自分の人生に本当に英語が必要と感じるなら「たった数ヶ月でネィティブなみに!」みたいな寝ぼけた言葉にまどろんでないで、ちゃっちゃと目を覚まして歩き始めた方がいいと思います。
単に
狂ったように英語を聞いて
狂ったように英語を書いて
狂ったように英語を読んで
狂ったように英語を話し続けていればいいんです。
どれだけ歩いてもゴールは見えませんが気がつけば世界は広がっています。
そのためには、その過程が面白く楽しいものじゃなくっちゃね。
今日からまた頑張ります。