めまして。マライア・キャリーと申します。
クリスペを初めて約3ヶ月。初心を忘れてしまう前に、超初心者の皆様のために、自分が超初心者の時に知っておきたかったことをまとめています。
超初心者に特にご覧いただきたいのは【こちら】
※玄人の方がもしご覧になっていたら、事実と異なる点のご指摘や補足などコメントしていただけましたら幸いです。
今回は記事タイトルからいきなり矛盾しておりますが、まぁ聞いてください。
無課金で手に入るのは1ヶ月で450SPLまでだと、以前の記事でまとめました。
この450SPLというのも放置で手に入るものではなく、月間ミッションのクリアが必要なので、10日間バトルと、各文明で30回ずつ勝利しなくてはならず、仮に勝率100%でも最低150戦フリーバトルで戦わなくてはいけません。
そこまでして手に入れた450SPLの使い道には慎重になりたいところ。
無課金勢がマーケットでどんなカードを狙うべきかについても以前の記事でまとめているのでよければこちらもご参照いただきたくはあるのですが、
以前の記事を読めとか読むなとかどっちなんだという話ですが、頭に入れておいて決して損はないと思います。
しかし今回申し上げたいのは、結局のところ
そこで私がお勧めしたいのがタイトルにある100円課金。
どういうことかと申しますと、
magiでレプリカを買ってテストしてみましょう
無課金でも初心者はmagiをチェックしておくべきだと以前の記事で申し上げました。
このサイトでは、軒並み100円でレプリカも販売されています。
貴重なSPLを消費して失敗する前に、そのカードのレプリカを現金で購入して実際に使ってみれば、失敗をさけられるということです。
100円の価値をどう考えるかですが、
・苦労して稼いだ貴重なSPLで一発本番の賭けに出る
・先にリスクヘッジに100円使う
このどちらかということです。
これはあなたが決めることです。
具体的な流れはこんなところです。
・現状の自身の限界点と思えるところまでレートを上げておく
・magiでレプリカ購入
・そのカードをデッキに入れてテスト
・レートが上がったかどうかで最終判断
具体的に欲しいカードが定まってきたあなたは、脳内でさまざまな戦術を展開していることでしょう。
ただ、妄想が膨らめば膨らむほどギミックに頼る戦術になっていませんか?クリスペでは今のところサーチカードが存在しませんし、ゲームシステム的に今後の登場も考えにくいので、安定的にその戦術を展開できる保証がないのです。
つまり、あなたが購入を考えているカードを軸にした妄想ギミック戦術は、戦略的に間違っている可能性が高い。
実体験
私はちょっとした運に恵まれ、このカードを2枚持っています。
私は性格が悪いので、相手の行動を縛るこのカードをなかなか気に入っています。
ある程度縛る程度では飽き足らず、能動的に手札を溢れさせることができたらなおよかろうと考えていたところ、対戦相手にこいつを使われ、まさにそのようなことをされました。
手札を溢れさせる能力だけ見れば、エーリーンを超えていますね。
しかし、相手にされたことが脳裏に焼き付いたのは、たまたま相手の戦術がうまくハマっただけのことかもしれません。
極端に言えば10回に1回決まる戦術の1回にたまたまハマってしまっただけ、ということも充分にあり得るわけです。
さらに、その戦術に必要なデッキ構成を必ずしも自分のカードプールで再現できるとも限りません。
そこで、件のmagiでレプリカを購入してテストをしてみたわけです。
さて、早速デッキに入れて回してみると、
脳内で思い描いていた動きが実際に再現されるのは快感です。
この時点で個人的には100円の価値は回収できております。
しかし冷静に結果を直視すると、
楽しくて勝利時の興奮が色濃く脳裏に焼き付いてしまっていたので、冷静に確認するまで気が付かなかったのですが、強くなったわけではないようです。
まだ試行錯誤を重ねている最中なのでまだ最終的な判断を下したわけではないですが。
こうやって新しいカードの活用方法を考えていると、色々なことに気がつくので、そこもオススメポイントです。
今回の場合で言うと、
・カースボトル3枚は過剰かもしれない
・エーリーンの強さはバランスにあった
・相手に使われたときの対策法が見えてきた
ということです。
ひとつずつ説明します。
妄想段階では、能力自体はエーリーンの上位互換だと書きましたが、使ってみると、意外にも刺さる相手や状況を選ぶということに気がつきました。
どういうことかと申しますと、
そもそも相手の手札の空きが1〜2枚程度しかないという状況にけっこう遭遇します。
2ターン目のエーリーンで相手の手札を増やしておいて、3ターン目に狂気を呼ぶ者を使って溢れさせる と言うのが私の想定していた理想の動きですが、こちらの都合にあわせて手札の空きが3枚になるように相手がカードを消費してくれることが稀です。
そもそも序盤はお互いマナが少ないので、相手は手札を消費したくてもできない状況だったりします。
なので、相手は別に何も考えていないのに
・相手の手札空きが2枚しかないのに狂気を呼ぶ者を使ってしまうか
・次のチャンスを待つか
という選択に自ら迫られてしまいます。
相手の行動を縛りたかったのに、こっちが勝手に悩まされる滑稽な状況です。
この悩みは私の試行回数が足りていないゆえの問題かもしれませんが、
逆に、手札をゴリゴリ消費して展開してくる赤アグロ等に対しては、使えるタイミングこそ多いものの、そもそも手札の圧迫によるプレッシャーも少ないので、3マナの使い道としては、たかが1/1のユニットを出すより有効なものがいくらでもあるでしょう。
つまり、
・相手の手札が6枚以下
・3マナの使い道としてそれ以上の回答がない
という、2条件を両方満たしていないと狂気を呼ぶ者の能力を最大限に活かすことができないわけです。
単にフルパワーを発揮するのではなく、手札を溢れさせることを目的とした場合の条件は6枚以下どころかジャスト6枚と考えるべきです。
今のところこの状況は極めて限定的な状況であると感じています。
上記の赤アグロ相手の場合など、相手が意に介さないような状況を作るために3マナ使って1/1のゴミユニットを展開すると言うのは、ただただこちらのスキを作ってしまっていると言っても過言ではないでしょう。
そう言う意味では、エーリーンの場合は2マナで3/3という優秀なステータスがあるので、出し損ということになりません。
分かりきっていたことではありますが、このステータスの優秀さをあらためて感じることができました。
この点はゴールドとシルバーというレアリティの差があるので狂気を呼ぶ者と単純比較してしまうとかわいそうな気もしますが、
能力面のみ考えても、相手の手札が7枚以下であればフルパワーを発揮できます。
狂気を呼ぶ者の場合は6枚以下なわけですが、両方をデッキに入れて回してみた体感としてこの1枚の差は大きかったです。
仮にステータスが同じだったとしても、マナが安くてフルパワー発揮条件の広いエーリーンの方が汎用性は高いと言えそうです。
エーリーンの場合もそうですが、基本的には2枚セットで入れたいカードでしょう。
なので1枚目を見たら、先述の所与の条件を踏まえた行動をとれば、いいわけです。
バンバン手札を消費するデッキなら意に介さなければよいし、
それができるデッキでない場合は、焦って手札を消費しなくても、中途半端な6〜8枚に温存しておく方がいいかもしれません。
エーリーンまで警戒するなら手札を8枚、狂気を呼ぶ者だけなら7枚にしておけば、その状況でもし使われたとしても、それは相手としても苦肉の策です。
6枚は一番避けたいところではありますが、無理して流れを崩すくらいならデッキトップ1枚くらいくれてやるくらいの覚悟で構えるのもありでしょう。
5枚以下ならそもそもあまり痛手にならない安全圏に自分はいると思って問題ないです。
もちろんなるべく手札を少なくしておくことに越したことはありませんが、必ずしもそのために無理をする必要もないということです。
戦闘中にカースボトルを押し付けられるプレッシャーに負けて少しでも手札を消費しなくてはならない強迫観念にかられますが、ここまで書いてきた内容に加え、補足として、考えてみれば当たり前の以下のことも頭に入れておきましょう。
手札が溢れたらヤバい!←んなこたない
手札を圧迫されると、青い悪魔
に対峙したトラウマから
彼らを思い出す方も多いかもしれませんが、黒のカースボトル戦略に関しては事情が異なります。
デッキは消費されない
デッキ切れを狙われているわけではないので、バジリスク等が機能するのはこちらの手札が9枚の時だけです。
先にカースボトルで手札が埋まっている状況でない限り、ドロー加速は単純にこちらのアドだということですです。
ハンプティのようにデッキごとゴリゴリ削るのは黒ではなかなかできることではありません。
相手がバジリスクを使って能動的に手札を溢れさせようとする場合を具体的に説明すると、以下のようになります
こちらの手札が6枚以上の時
・3マナ使ってカースボトルで手札を9枚にする
・2マナ使ってバジリスク等で手札を溢れさせる
=5マナ使ってデッキトップを1枚削る+ノーリスクでバジリスク召喚
一見凄そうですが、バジリスクの怖さと言うのは、序盤にこの火力がポンと出てくることにありますよね。
どうでしょう。こちらが手札を温存しながら迎えた5ターン目に出てくる彼がそこまで怖いでしょうか。
また、デッキトップを削られることに関して言えば、仮に大切なキーカードが墓地に落ちてしまえばそれはさぞ辛いことでしょう。
でも、たまたま墓地に落ちるシーンを目の当たりにしてしまっただけで、そもそも元からそのカードをこのバトル中に引き当てられていた補償もないのです。
ハンプティのように完全なデッキ切れを目指してくるわけではないので、相手が以上の状況をどれだけ上手く組み合わせてもトータルで削れるのはせいぜい5枚がいいところでしょう。そのために相手が払う対価はかなりのものです。
だったら焦らず無視を決め込むことも選択肢として持っておいた方がいいのではないかと思う次第です。
以上、当たり前のことを長々と書いてきましたが、バトル中の限られた時間では意外と頭が回り切らないものです。
なので、自分が持っていないカードも含めて、どんなカードが存在するかを日頃から頭に入れておくことが重要だと、大会優勝者様のインタビュー記事でよく目にします。
頭の悪い私がそれを頭に入れるには、自分が使ってみるのが一番の近道だと思っています。
そんなわけで、
貴重なSPLを守るリスクヘッジになり、よりゲームを楽しむこともできる投資として、100円課金のおすすめでした。
あと、まだ狂気を呼ぶ者のことを諦めたわけではないので
本日はこんなところで。ひとつよしなに