介護福祉士として働く以上、倫理綱領を理解しておく必要があります。
介護福祉士の倫理綱領は以下となっております。
介護福祉士はすべての人々の基本的人権を擁護し、一人ひとりの住民が心豊かな暮らしと老後が送れるよう利用者本位の立場から自己決定を最大限尊重し、自立に向けた介護福祉サービスを提供していきます
「介護福祉士として、利用者の立場に立った介護サービスの提供が求められます。介護のイメージとして、「出来ないことをお世話する仕事」と捉えられることが多いですが、その人がその人らしく、自立した生活を送れるようサポートするような支援が求められています。」
介護福祉士は、常に専門的知識・技術の研鑚に励むとともに、豊かな感性と的確な判断力を培い、深い洞察力をもって専門的サービスの提供に努めます。
また、介護福祉士は、介護福祉サービスの質的向上に努め、自己の実施した介護福祉サービスについては、常に専門職としての責任を負います。
「介護福祉士を含む専門職は、資格を取得したらそれがゴールではありません。資格取得後も、自ら自己研鑽に努めなけらばならない義務があります。」
介護福祉士は、プライバシーを保護するため、職務上知り得た個人の情報を守ります。
「社会福祉士及び介護福祉士法第46条「秘密保持義務」によると、正当な理由がなく、介護福祉士の業務で知り得た情報や秘密を漏らしてはならないとしています。また、介護福祉士ではなくなった後も同様、秘密保持義務が発生します。」
介護福祉士は、利用者に最適なサービスを総合的に提供していくため、福祉、医療、保健その他関連する業務に従事する者と積極的な連携を図り、協力して行動します。
介護福祉士は、暮らしを支える視点から利用者の真のニーズを受けとめ、それを代弁していくことも重要な役割であると確認したうえで、考え、行動します。
介護福祉士は、地域において生じる介護問題を解決していくために、専門職として常に積極的な 態度で住民と接し、介護問題に対する深い理解が得られるよう努めるとともに、その介護力の強化に協力していきます。
介護福祉士は、すべての人々が将来にわたり安心して質の高い介護を受ける権利を享受で きるよう、介護福祉士に関する教育水準の向上と後継者の育成に力を注ぎます。
日本介護福祉士会 倫理基準(行動規範)http://www.jaccw.or.jp/pdf/about/H24_rinrikizyun_.pdf
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