今回の記事は「他人の褌で相撲を取る」作戦です。
IMAKARA様の以下の記事で頂いたコメントが素晴らしいので……
……画像で引用致します。
ここで私が「使いにくい」と書いたのが、以下の洗濯機でした。
というわけで、少子化の時代なのにチャイルドロックがデフォなのは、IMAKARA様のお言葉をお借りすると「コミュニティの大小ではなく声の大きさに耳を傾け迷走」したのではないかと。
で、思い出したのがタイトルにも書いた「新製品が多すぎ」問題です。
以前、この記事でもお話ししていたことですが。
かつて、日本を代表する工業デザイナー奥山清行氏が「ラグジュアリーには進化と継承が必要で、セイコーには(進化は十分だけど)継承が足りない」と仰っていたことがありました。
これ、セイコーさんだけの話ではなくて、日本の会社あるあるなんですよね。
どこの会社さんもやたら新製品を出して売ろうとするけど、それがコモディティ化するのがやたら早いもんだから、そこにいる全員が疲弊していくという。
とはいえ腕時計とは違って、家電やPCはそういうものだから、まー仕方がないのですけれども。
ただまぁ、要らない機能をムリヤリデフォルトで搭載して、それ故に余計に嫌われるっていうのはどうなんだろうと。
付けない方が開発時のお金や時間もかからないですし、その分お安くして頂いた方がありがたいんですよねー。
IMAKARA様のコメントの中で、私が特に注目したのは以下(引用します)。
企業でも個人でも勝負処で上手く使えるかどうかが肝要ですね。
そうです。
今は「得る」より「使う」時代ですから。
IMAKARA様、ありがとうございました。