前回、以下の記事を書きましたが。
そこで私は以下のように書いていました(引用します)。
つまり「スイスは陸続きであり、移動が容易く二か国語以上操れる人も多いがために、国民が流出しやすい」という国だったわけですけれども。
日本の場合は「島国で四方を海に囲まれており、日本語という独自言語を一つしか話せない国民がほとんど」です。
だから国民が流出しない上に、その国民性は勤勉そのもので、働かない人や働けない人、働くけど能力の低い人はバカにされるというオマケ付きで。
となりますと、皆がこぞって優秀な労働者になろうとしますから、当然ながら供給過剰の状態が起こりやすい、というわけです。
引用は以上です。
日本はここから、かつてのスイスのように人材の流出や、場合によっては企業の流出も始まるかもしれない、という話です。
人材の流出については、既に堀江貴文氏がYoutubeでお話しされていました。
日本では低賃金の上、そこで円安になってきたわけですから、このような流れになるのもわかります。
企業の流出については、例えばれいわ新選組が「法人税を昭和並みに戻す」と仰っていますが、あれが実現したら本社を外国に移す会社がたくさん出てくるでしょうね。
(今現在の税率ですら、上場企業のリクシルの会長さんがシンガポールへの本社移転について言及したことがありました。
やったわけじゃないけどね)
というわけで、今こそスイスがやったように、人に投資をしましょうよ。
とは言え、今の時代は多様化(分散化)の時代であり、人それぞれが自分のどんなところに投資をするのかが異なるわけで。
となるともうここは、ベーシックインカム一択でしょう。
私はバリバリのベーシックインカム推進派ですが、既存の野党とは違います。
彼らのベーシックインカムは施しです。
私のは「国民に対する投資」ですから。
今の日本がこんな有様になってしまったのは、与野党いずれの先生も古いからです。
(そして強いて言えば、同じく考えが古いのならば、経済と金融に明るい与党の方がまだましです。この話にご興味ある方はこの記事もどうぞ)
そしてさらに言えば、与野党いずれの先生も、危機感が足りません。
強いて言えば、れいわ新選組の先生方から危機感は感じられますが(でも、あの行動はやり過ぎだと思うけど)、やはり考えが古く、企業から税金をいっぱい取って国民に施そう、ってもんですよね。
いや、違うんですよ。
真逆の方向から、野党の先生方には与党の先生方と戦って頂きたいのです。
(以下の画像は、以前に書いた記事に貼ったものを加工しました)
画像にも書きましたが、NISAとiDeCoの拡充は正しい政策です。
しかし、そもそも投資というものは長い時間がかかるものです。
以前に書いた記事で、金融庁様の『最低限身に付けるべき金融リテラシー』という資料が見つかったという話をしましたけれども。
URLにこの資料の日付が入っていますが、それが「20131129」となっています。
「あれから十年て、遅すぎるやないかい!」
と、思いませんか?
私は思いました。
「与党は遅すぎるし、野党は何しとんねん」
と、思いませんか?
私は思いました。
そう言えば、野党の先生方に、聞いてみたいことがありました。
弱者に対して、施しをすればそれで良いと思われていませんか?
弱者と言われる人も様々であり、中にはほんの少し、学びという自分への投資をするだけで、自立ができる人もたくさん含まれておりますけれども。
「弱者を弱者のままにして、永遠に自分の党の支持者になってもらいたい」
もしかして、それが目的ですか?
無能ではなくて、実は無能のふりをして、わざとやってらっしゃるの?
それはさておき。
今こそ、温故知新の時ですね。
スイスに学び、国民に投資しましょうよ。
……と、ここで吠えてもどうにもならんですけども。
というわけで、ここまで読んでくださった皆さんご自身で、ご自身に投資できる何かを考えてみてください。
それによって(直接ではなくとも)、何か新たな幸せのきっかけに繋がったら、私は嬉しゅうございますよまじで。