以前(2020年6月15日 10:05)、noteで以下の記事を書いておりました。
マルチポストでそのまんまコピペするか、元のを消して移動するかしようと思ったのですけれども。
時間が経って追記したいことがありますので、一部を引用しその部分を書いておこうと思います。
まず、引用致したいところは以下。
話を戻しまして、何を学んだのかと言いますとですね。
1.「横の動き」は非常に大事
2.時代が進んだ後の時代になればなるほど、形ある物よりも形のない概念や観念の方が、より重視されていく
3.マイナスが大きければ大きいほど、それを克服した時により大きなプラスとなって返ってくる(ただし、それをどうやって使うのかと冷静に考えられるところまで克服する必要があるので、非常に難しい)
っていう話です。
これ全部、第一話『裏の世界』で学べることです。
まず1番の「横の動き」については「ほとんどの日本人はそれが大事であることに気付いていない」のです。
これはある意味、チャンスですよチャンス!
その「横の動き」とは何なのかと言いますとですね。
主人公の村西監督が「堅気の世界から(ヤクザの世界である)アダルト業界に行くところ」の動き、なんですね。
堅気の世界から踏み出すところは頂けませんが、これは「英会話教材のセールスマンからの異業種への転業(転職というよりも)」と言えなくもありません。
私がこれまで日本で生きてきた感想を言わせてもらいますと、日本て「縦の動きを非常に重視」するところがあります。
だから、一つの同じ職業や会社でがんばる人が評価される傾向が強いんですよね。
例えばサラリーマンなら大きな会社に入って、そこでお仕事をがんばって順調に出世していくとか。
あるいは学者さんなら、研究をがんばって狭い範囲の専門分野を深く掘り下げていくとか。
スポーツ選手も同様に、ひたすら練習する人が高く評価されて引退後のことを考えていろいろやっている人はいろいろ言われるという傾向があります。
(あれ、何でですかね。スポーツ選手ってケガや病気などで急に引退せざるを得なくなることも多いですから、引退後のことを考えるのはむしろやらなきゃならないことだと思うのですが)
この時の村西監督は「優秀な営業マンになれたのに、会社の売り上げが持ち逃げされたことで給料が支払われず職を失い、奥さんは不倫して子供とともにいなくなって、自暴自棄になっている」という状態でした。
そこで出会ったのがトシという、ラブホテルの客の音声を録音して売って生計を立てていたヤクザ風の男です。
トシにいつも録音しているラブホテルに連れて行かれ(て、隣の部屋の行為の音声を聞かされ)た監督は、そこで突然とあるアイデアが閃きます。
テープのタイトル欄に「英会話教材のセールスマンの妻と見知らぬ男」と記入し、こうすればもっと売れるとトシに渡すのです(で、後にほんまにバカ売れします。売れた理由はこれだけではないですけど)。
この瞬間に2番と3番が発生しています。
~中略(2番と3番も略します)~
以上で1~3番までの説明は終わりですが、この中で私が最も言いたかったのは断トツで1番ですね。
日本人は真面目だから、この「横の(方にシフトする)動き」を挫折とか失敗とかという嫌な言い方をして、忌避しようとする傾向があります。
だから私は声を大にして言いたいのです。
「今がチャンスだ!」と。
横から来る人材は極端に少ないですから、それ故にどこの業界も視野が狭くなりがちです。
視野が狭くなるとその分、画期的な商品や機能、システム等は生まれにくくなります。
そして転職を繰り返す人は根性がないなどと悪く言われがちですが、転職を繰り返す人にしかわからないこともあります。
以上です。
noteの後にALISでお世話になることに致しまして、現在に至ります。
その後「横の動き」というタグを付けて、同じテーマで記事を書いていました。
後に書いた内容はと言いますと「横の動きを学校で学ぶならリベラルアーツ」とか、あるいは「それをドラクエの職業で言えば、遊び人から賢者への道」とか、書いていました。
そう言えば、最近このテーマで書いていないなーということを思い出しました。
また、別の記事を書く時に参考にもできますので、こちらに残しておこうかなと。
……という主に自分のための記事でした。
(記事の下書きや後の引用のために使う記事など、単体ではボツレベルのものも意外と次に繋がるかもしれませんので、やってみようと思いました)