そもそも諺の「始め良ければ終わり良し」と「終わり良ければすべて良し」自体に、矛盾が含まれていますよね。
「始め良ければ終わり良し」は「最初が調子良くいけば、最後まで上手くいくものだから、最初が非常に肝心である」という意味です。
「終わり良ければすべて良し」は「結果が最も大事であり、それが良いものであれば、途中で何かあっても問題ではない」という意味です。
ならば「始めが悪くても結果が良い場合はどないやねん!(「始め良ければ終わり良し」の諺は意味ないやんかー)」て、ついうっかり思ってしまいますよね。
そんなわけで、落語で言えば「ツカミ」と「オチ」になるわけですけれども。
落語の過去記事ではまー坊様の以下の記事がおすすめです。
話を戻しまして。
その「ツカミ」と「オチ」で検索すると、以下の記事が出てきました。
まずは新R25様の記事。
NIKKEI STYLE様の記事。
前者が「ツカミ」で後者が「オチ」をより大事にしているという話です。
まーどっちも大事ですよね、結論から言えば。
そしてもっと身も蓋もないことを言えば、そんなん時と場合によるやろーで終了です。
そうそう、あと場所(というか地域)にもよると思います。
関西圏では「話にオチがない」ということは、非常に悪いこととされています。
また、逆に「(オチのある)面白い話のできる男性」は非常に評価が高く、不細工であってもモテモテです。
しかし「面白い話のできる女性」は一切、モテません。
なんでやねーん!
……ああ、オチが決まった……けど……(´;ω;`)
お話ししたかったことは以上ですが、以下追記で。
落語で「出オチ」という用語もありまして、これは「舞台に出た時にオチのような大きな笑いを取る」ことを意味します。
この「出オチ」の一例としては、以下。
(上記の画像はこの記事の使い回しですが、ご興味ある方はこちらもよろしく)
「最初から大きな笑いを取れた」という良い意味のこともあれば、逆に「面白いのは最初だけだった」という悪い意味で言われることもあるそうです。
これも時と場合によりますよね。