とはいえ、中身は以前に以下の記事で書いた話です。
該当箇所は以下です。
何故、大量のモテない男性が発生するのか?
それは「自分が相手の立場に立って、思い遣りを持って~以下略~」という教育が、主に女児向けとされているからです。
~中略~
そしてモテない男性ほどではないけど、そこそこいっぱいおるお節介おばちゃんについても同じことが言えます。
先ほどの「自分が相手の立場に立って、思い遣りを持って~以下略~」という教えは、たった一人の「自分」という人の場合でしか考えることできませんので。
つまりお節介おばちゃんは「自分だったらこうしてくれると嬉しい」という基準のみで、他人を思い遣って行動している、というわけです。
(「自分(という一人の人間)が相手の立場に立つ」ところまでは良いのですが、そこから「自分以外の他者」の場合を考えるところには至っていないのです)
引用は以上です。
もう十年~十五年ぐらい前、とあるコールセンターで働いていました。
そこでリーダーじゃないけどリーダー的な仕事のできるお局さんがいました。
同じチームの同僚が適応障害か何かで退職することになり、荷物を取りに来るというので、そのお局さんは以下のことを提案しました。
「チームのみんなでお金を出して(選別的な)プレゼントを渡さない?」
提案と言いながら、ほぼ決定事項っぽいものです。
そのお局さんはある意味リーダーよりもリーダー的な存在で、仕事ができて勤続期間もリーダーやSVよりも長い人でした(リーダーを打診されたけど断った、という噂もあるぐらいでした)。
この退職する同僚は女性で、仕事ができないわけではないけど控えめで大人しく、繊細なタイプでした。
それもあって適応障害になったと思うのですが、それが退職の理由ならむしろそっとしておいてほしいのではないでしょうか?
(私なら、そっとしておいてほしいですね)
そう言えば昔、キンコン西野さんの著書かブログかで「差し入れに花束は要らないと言うのに、それを聞いてくれないファンが居る」ということを書かれていました。
西野氏曰く「何度も強く要らないと繰り返しているのに、でもお花って良いものですよとか言って引かない女性がたくさんいる」とのことです。
先ほど挙げた私の例では、本人の意思を確認したわけではありませんでしたが。
西野氏の例では、西野氏ご本人が非常に強めに拒否をしています。
それなのに「いや、お花は良いものだから」って、まじですか?!
さらに西野氏は、女性について「女性だけの会議は結論が出ない。何か言って嫌われたくない気持ちが強いから(だから時間がもったいない)」という批判的な意見も仰っていましたが。
正直、仰る通りです。
しかし、しかしです。
私はタイトルの「こんな女に誰がした?!」を、力強く訴えたいのです。
女性は昔から思い遣りが大事ぃーとか言われて育てられてですね。
「自分の意見を言って、それを反対されたり批判されたりして傷つくのは嫌」
「自分が嫌なことは、皆も嫌だろうから、それはやっちゃいけないことだ」
(で、実際の話、そのように考える女性は多いから、当たってもいると)
と、ほとんどの女性の皆さんがこのような思考になってですね。
それがぐるぐる回って、その会議では結論がなかなか出ない、という状況に陥るわけですよ。
で、何でこの話を書いたのかと言いますとですね。
夫の職場で似たようなことがあった、という話を聞いたからでした。
冒頭のリンク先の記事でも書いていますが。
時代遅れの教育とは、その児童本人の問題だけではありません。
最終的にダメージは社会にも及ぶわけですから。
それで日本の富が目減りし、それ故に国民一人一人が得られるはずの富も同じく目減りしてしまうわけですから。
何とかして欲しいものですね……って、今はそんなことないのかな?
ここに書いたことが、もう遠い過去の話になっていれば、この問題は時間が経てば解決することになりますね。
そうだとええけどなぁー。