※記事を募集中、全文掲載で10万円(ご興味ある方はこちらへ)
えーと、私は一般人(しかもしょぼい)であるのを良いことに、著名人にケンカ売った内容の記事をちょこちょこ書いています。
前回の青山繫晴氏に対してのこの記事もそうですが、西野亮廣氏に対してのこの記事とこの記事とか、あるいはひろゆき氏こと西村博之氏に対してのこの記事とか。
他にもあったような気がしますけど、とりあえず思い出せたのはこのぐらいで。
で、今回は伊藤忠商事会長CEOの岡藤正広氏です。
もちろんお題は「ラグジュアリー」の話ですね。
岡藤氏も含めて、日本でラグジュアリーが何なのかを正しく認識し、さらに的確に表現できているのは、ひょっとすると私しかいないのでは?!
……と、うっかり思ってしまいそうになるほど、検索しても出てきません。
(検索のやり方がド下手なだけかもしれんけど)
で、岡藤氏の話に戻します。
先に申し上げておきたいのは、岡藤氏の場合はCEOという立場上「わざとやっている」というのも考えられるということです。
本当は、私がここに散々書いたようなことはご存じであり、それを社外秘として外に出さないようにしていると。
しかし取材に来た記者さんに何も話さないのも悪いから、それ以外で記事になりそうな別のことをお話ししたと。
そういうことが考えられるわけです。
……そうであれば良いのですけどね。
そうではなくて岡藤氏が本当にご存じないのなら、日本やばいじゃんとしか言いようがないわけですが。
ここでは本当に知らなかったと仮定して、ケンカ売ってます。
というわけで、私の言うラグジュアリーとは何か?
プレミアムとの違いも含めて表現すると、以下です。
・プレミアムは付加価値を持つもの、ラグジュアリーは本質的な価値を持つもの
・プレミアムは「道具(日用品)」から上がったもの、ラグジュアリーは「芸術(嗜好品の最上位)」から下がったもの
(この話にご興味ある方は、こちらの記事もどうぞ)
ここを正しく理解できていると、岡藤氏の仰る以下のご意見が「(ラグジュアリーでは)的外れである」ことがわかります。
該当部分を引用します。
マーケットインの考え方です。日本のものづくりは、長らくプロダクトアウト主導で進んできました。その結果、世界的に見て日本のメーカーは川上で苦戦し、海外勢が川下でしっかり利益を上げるという構図になってしまいました。かつて岩手県で婦人向け毛織物を手がける会社を訪問したことがあります。得意先の一つは、フランスの高級ブランド「シャネル」。売り値を聞くと、1mで5,000円、1着で1万5,000円とのこと。「本来ならば1m 3,000円の生地だから、儲けさせてもらっています」と満足気に話します。でも、その生地を使う「シャネル」の商品は150万円で売られているわけです。日本が手がけるキープロダクトは競争力があるのに、最終的においしいところは海外勢に取られている。こうした例は、他にもたくさんあります。
消費者は機能だけではなく、デザインやブランドで商品を選んでいます。「シャネル」の服なら、原価が10万円であっても150万円で買う人がいる。掃除機や扇風機も海外メーカーのスタイリッシュな商品が、値段が高くても売れています。日本のメーカーも発想の転換が必要です。例えば、原料から最終製品までを手がけ、消費者との接点をつくり、真のニーズを捉えていく。実際に何がいくらで売れているのかを川上にフィードバックして、次の製品開発に生かしていく。日本には世界に誇れる技術力があります。1社単独では難しくても、日本企業が協力し合い、こうしたマーケットインの発想に変えていけば、繊維業界はもちろん、日本の産業全体がもっとよくなると思っています。
引用は以上です。
まず掃除機や扇風機については、岡藤氏の仰ることは正しいです。
問題は「それらとシャネルの服を一緒くたにしてしまっている」ことですね。
つまり一言で言えば、これは「プレミアムな高級品の考え方であり、ラグジュアリーのものではない(故にシャネルの服は含まれない)」ということになります。
プレミアムとは日用品の上位のものであり、工業製品です。
というわけで、マーケットインとプロダクトアウトっていうのは、いずれも工業製品の考え方ですから、こんなもんラグジュアリーにそのまんま当てはめられるわけないやん、て話なんですよね。
上記の引用文中に「最終的においしいところは海外勢に取られている」とありますが、それはラグジュアリーに限って言えば当たり前やないかと……日本人の大半はラグジュアリーを全然理解できていないからね。
……岡藤氏も含めて……。
さらに「消費者との接点をつくり、真のニーズを捉えていく」ってのもありますけど、ラグジュアリーの話だけで言えば「日本の消費者の真のニーズは、今現在は壊滅状態と言っても過言ではないぐらい、非常に少ない」と言わざるを得ません。
というわけで、私がここで言いたいのはですね。
岡藤氏は以下の赤枠のようになっていないか……
……ということですね。
ちなみにこの画像の元記事はこちらです。
ねぇー?
やばいでしょ?
岡藤氏がもし、本当に理解していなかったとしたら、ですけど。
くどいようですが、本当はわかっているけど外に出さないようにしている、という可能性はあります。
というのも、ここに私が書いたことは本当にすごい情報なんですよ?
嘘じゃないですよ?
「ラグジュアリーとは」みたいな語句で、検索してみてください。
私の書いたものよりも的確なものなんて、出てきやしませんから。
だから社外秘にしたい、と岡藤氏が考えるのも無理はありません。
岡藤氏の記事は先ほどの繊維月報だけではなくて、日経ビジネス等でも同じような内容のものが出てきますけれども、これらの話をライバル会社さんに読まれる可能性がありますもんね。
だからまじでまじでまじで、すごい情報なんですって。
・プレミアムは付加価値を持つもの、ラグジュアリーは本質的な価値を持つもの
・プレミアムは「道具(日用品)」から上がったもの、ラグジュアリーは「芸術(嗜好品の最上位)」から下がったもの
まじでまじでまじですごいから、もう一回書いてみた。
さらに言えば、この本質的な価値と付加価値について、高校の国語(古文)で全生徒に学ばせることができれば、日本人はみーんなお金持ちになることができます。
上記のことを教えられる先生が、どれだけおるんかは知らんけど。
古文や漢文も、上手く学べばちゃんとお金になるもんやのになぁー。