米国大学院に行こうと決意したもののTOEFLの点数が壊滅的ーー。藁をもすがる思いで入った英語学校はなんとTOEFL対策をしてくれない。ALICOの未来に希望はあるのだろうか。(前回)
ど、どうしよう。
TOEFL扱わないとか聞いてない、、、いや、「TOEFL対策をします」とは学校説明に一言も書いてなかったな。今更気が付くが時すでに遅し。
混乱のさなか、日本にいる友人からの間違いメールなどを処理する。
あぁ、どうしよう、
メールしている場合じゃないんだけど、、、
その時だ、
「あ、そうそう」
「僕、海外で英語学校始めたんですよ」
な、なんですって!?
間違いメールからの会話で衝撃の事実を知るALICO。そういや忘れてたけどこの友人、英語得意だった。お、教えてください友よ、じゃない校長先生!
TOEFLって、結局何なんですか!?
「TOEFLですね、Skypeで説明しましょう」
ほどなく、友人あらため英語学校校長先生からのレクチャーが開始された。
校長先生のレクチャーをまとめると
TOEFLの出題範囲は経済学から文学、天体、物理、生物、、、と幅広い。何が出てもOKなように頻出単語をひたすら覚えよ!(やはり単語は大事な様子、、、)
テンプレといっても、そのまま使えるわけじゃない。しかし、ライティングやスピーキングで使いやすい言い回しは丸暗記するが吉。さらに!同じ言葉を何度も使うと減点になるのでバリエーション豊かに丸暗記する必要がある。
公式問題をとにかく聞け。そしてマネして発音してみろ。
発音できた言葉は必ず聞き取れるのだから。
なんという偶然、なんというありがたいアドバイス! 校長先生、本当にありがとうございます!宿題もたくさんあるし、週2回のペーパー提出もあるし、さらにTOEFL対策もご教授いただいて!
校長先生からのレクチャーをうけ、目からうろこ状態のALICO。ようやくTOEFLへの道が見えてきた。家に帰りさっそく情報収集に励み、そして気が付く。
宿題の合間を使って読み漁る。
過去の猛者どもの汗と涙の軌跡。来てすぐは意味不明だったけど、校長先生のレクチャーの後だとよくわかる。インターネット時代っていいもんだな。
書いてあるのは校長先生が言ったこととほぼ同じだったけど、一つだけ皆が口をそろえて言っていることがあった。
えー、、、日本で買ったぺらぺら問題集しか持ってないんですけど、、、
でも皆同じことを言っている。
・日本の問題集は簡単
・公式問題集がやっぱりいい
・むしろ公式以外は今すぐ捨てろ!
わ、わかりました、、、
今すぐ本屋さんに向かいます ><
米国生活立ち上げ、スクール選び、入学からのどたばたーー。渡米から2か月が過ぎ、ようやくALICOはスタートラインに立ったのであった。
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◆おすすめ単語集
噂によるとTOEFLは英国のネイティブが受けても平均85-90点くらいらしい。なぜか? 色々と理由はあるけれど恐らく一番は「そんな話知らんし」という設問が多いことだろう。例えば、、、
・バイソン狩りの方法
・アメリカ女流作家
・第3代大統領のエトセトラ
など、知らんわ、、、というテーマだがTOEFLでは頻出問題。この辺りは背景を知っていると回答がめちゃ早くなる。ということでおすすめは
テーマ別に1ページ程度の文章と単語をまとめてくれてある。ついでに雑学も身につく素敵なTOEFL必須単語集だ。
◆おすすめ問題集
はい、書いた通り公式一択です。
ETS、どんだけ儲ける気なのか。
お勧めは過去問とガイドの2冊。というのも、ガイドを読むとどうやって解くかの対策が載っているから!定期的にバージョンアップされるので最新版をチェックしよう!
これら公式を3周して出てくる単語覚えたら嫌でも点数が上がります。ついでに前述した頻出テーマにも慣れるでしょう。この修行が終わるとき、あなたはハミングバードの羽ばたき回数、コヨーテの生態、地下水脈の構造に詳しくなっているはず、、、
MALIS
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