はじめに:本記事の趣旨と、想定する読者(リンク)
1章:ブロックチェーンゲームとは?(リンク)
2章:マイクリプトヒーローズとは?(リンク)
3章:マイクリの醍醐味「士農工商」(今回はここ)
4章:始めよう、マイクリ - 登録編(リンク)
5章:楽しもう、マイクリ - 農編 (リンク)
6章:楽しもう、マイクリ - 商編 (執筆中)
7章:楽しもう、マイクリ - 士編 (リンク)
8章:楽しもう、マイクリ - 工編 (リンク)
9章:楽しもう、マイクリ - その他編(comming soon)
マイクリプトヒーローズ(以下、マイクリ)では、プレイヤーのプレイスタイルを江戸時代の職業区分になぞらえて【士農工商】という名前でくくっています。
前回は、「士」と、「農」について紹介しました。(リンク)
今回は、「工」と、「商」について紹介します。
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マイクリプトヒーローズには、ブロックチェーンゲームに限らず、ゲーム全般で見ても珍しい機能があります。それが、アートエディットです。
キャラクターの服を自由に着せ替える、着せ替え機能はもう一般的なRPGゲームでは当たり前の機能になってきました。しかし、マイクリのアートエディットは服とかそういう次元じゃなく、ヒーローの見た目を自由に変えられます。
どれくらい自由かというと
これくらい自由です。
服どころか、構図、色合い、縮尺その他諸々をゼロから作りかえられます。
「64×64のドット絵」の範囲内であれば好きなものを好きなだけ描いて、あなただけのヒーローアレンジを楽しみましょう。
ドット絵をマイクリにアップした瞬間、あなたの絵は他のプレイヤーからも見れるようになります。
他プレイヤーの絵で、素敵な絵があった場合は「いいね!」を押すことができます。
1回の「いいね!」でゲーム内コインが1GUM(≒2円前後)必要で、それらのコインは絵描きさんの元へと渡ります。「いいね!」は投げ銭の役割も果たしているわけです。
この、「いいね!」の数は週単位で集計され、合計いいね!数を一定数獲得したプレイヤーには、絵描きとしての栄誉となるトロフィーが授与されます。
人気の絵描きさんになると複数個のトロフィーを持つこともあります。
さらに、これらのアートエディットはただ見た目を変えるだけではありません。
アートを変更したヒーローは、「パラメータが変化」したり、「アート固有の特殊なスキル」を身に付けることができます。
アートについての詳細は別途、「第8章:楽しもう、マイクリ(工編)」で解説しますが、気になる方がいましたら、ピプリクトさんの記事が非常に分かりやすくまとまっているのでそちらを参照ください。
また、これらのアートエディットは販売することも可能です。
販売により、「農」と同様にゲーム内コインGUMを稼ぐこともできます。
アートエディットを売買する場所が、アートマーケットです。
アートマーケットは現在ベータ版(試作段階)となっていますが、
取引は日々正常に行われています。
「アートを変えたい!」と思ったら
①:外部のお絵かきツールを使って自作する
②:作品をアートマーケットで購入する
③:(該当するヒーローがなかった場合は)絵師さんに直接依頼するで自分だけのパーティに彩っていきましょう。
「工」の大まかな遊び方
1. 描きたいヒーローと、構図を考える
2. お絵かきツール(別記事で紹介)でドット絵を書いてみる
3. マイクリにドット絵をアップロードして、ヒーローにセットする
4. (慣れてきたら)アートマーケット にも自前の絵を出品してみる
5. マーケットの絵の傾向を観察、市場が求める絵のニーズを探る(1.に戻る)
上記を繰り返して、絵描きとしてのスキルを磨きながら、
ウィークリーランキング上位を目指そう
最後に、士農工商の「商」の紹介です。
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商は、士農工商の遊び方の中でもっとも、「ブロックチェーンゲーム」ならではな遊び方であると感じています。
NFT(1点もの)の仕組みを使うことで、ヒーローやエクステンションの希少さ・市場価値を見極めて、値付けし、売買します。
マイクリのトレードモードでは、プレイヤー間でヒーローやエクステンションを好きに売買することができます。
マイクリの商取引は、ほぼ自由経済と言える状態になっています。
運営からの新規ヒーロー、エクステンションの供給はあるものの、過去に配布されたヒーロー・エクステンションの価格づけは完全にプレイヤーの手に委ねられています。
「士」のデュエルの世界で、その時流行っている構成は何か?
「農」のクエストの世界で、高難度ノード攻略に必要なエクステは何か?
そうした他プレイヤーの、「欲しい」(=ニーズ)を見極めて、先読みし、ヒーローやエクステンションを買い集め、適切なタイミングで販売します。
もちろん、集めたヒーローやエクステンションを使って、自身で「士」と名を馳せることもできます。最初にお伝えした通り、遊び方はプレイヤーに委ねられています。
売買するものはマイクリ内のNFT(ヒーロー、エクステンション、ランドセクタ)です。
エクステンションは、「農」で紹介したようにノード周回で入手することが可能です。
一方ヒーローは、ショップメニューで運営から購入することで手に入ります。
毎月、新しいヒーローが期間限定でショップメニューにて販売されます。
新しいヒーローは、ショップで仕入れて、レベルを上げるなどの付加価値をつけて市場に出品することで利益を出すことが可能です。
過去に出たヒーローも同様に、人気のない時期に他のプレイヤーから買い取り、人気が出たタイミングで市場に出して利益を上げるということも可能です。
ただ、こうした市場の見極めは、プレイヤー自身に「農」や「士」としての心得が必要になってきます。
そのため、「商」だけで遊ぶよりも士農工商全ての遊び方を堪能して、全体でマイクリを理解することをお勧めします。
イーサリアムによる取引
トレードやショップは、あくまでマイクリの中の世界の話です。
マイクリの中ではイーサリアムを売買で使うことはありません。
あくまで、GUM(Game User Money)というゲーム内通貨になります。
これは法律も絡んでくる事象なため、本記事で詳細は割愛します。では、イーサリアムを使って商取引をしたい場合はどうするか?
ここで思い出していただきたいこととして、「第1章:ブロックチェーンゲームとは?」で解説した資産に関する話です。
マイクリの資産は、全てプレイヤーに依存します。
つまり、ゲームの外の世界にヒーローやエクステンションを持ち出すことが可能なのです。イーサリアムでヒーローやエクステンションを売買したい場合は、
マイクリではない、ブロックチェーンを活用した資産を取引できる外部の市場(=マーケットプレイス)を活用します。代表的なものがOpenSeaです。
最近はMeemeという日本人向けのマーケットプレイスもリリースされました。イーサリアムとして売ることができれば、
取引所にてイーサリアム→日本円に換金も可能です。最終的に資産を円に戻したい場合は、外部のマーケットプレイスを使ってイーサリアムにて取引する必要があることを覚えておきましょう。
「商」の大まかな遊び方
1. まとまった資産を集める
(農で頑張ってもいいし、ETHを入金して買い集めても良い)2. 市場に売り注文/買い注文を出す
3. 問い合わせが来たら、Opensea/miimeに資産を出品
4. 取引が成立したら、交換した資産に付加価値を加える
(イーサリアムを入手したら、新たな資産を買う・資産を入手したらレベル上げなどを行う)5. 市場のニーズを見極めて、最適なタイミングで 1.に戻る
農や士、時には商のプレイスタイルを駆使して付加価値を付け足しながら、
ブロックチェーンゲームの経済を担う大商人になろう
以上、士農工商の概要紹介はここまで!詳しい遊び方は別記事にて書いていきます。
いよいよマイクリを始めるにあたり必要な手順を紹介していきます!
ここまで読んでいてマイクリに興味を持ってくださった方がいましたら、これを機に始めていただければ幸いです。
(続く)