はにわ、どぐう、かえんどきの昭和平成展

　新潟県長岡市にある新潟県立歴史博物館に行ってきました。目当ては遮光器土偶です。長岡市は火焔土器が出土しているところですが、遮光器土偶の方が見た目面白くて私は好きです。

　明治時代の日本人学者が、イギリスで北極圏の狩猟民族に関する博物館の展示を観たそうです。そのときに狩猟民が使っていた遮光器というのを見て、日本で出土している土偶の顔が遮光器に似ていると紹介し、遮光器土偶という名前が広まった。と学芸員さんが説明してくれました。

　展示されていた遮光器土偶は、秋田、青森で出土したものでした。写真が暗いですが、館内が暗いので見づらくてすみません。遮光器土偶は女性をかたどったものではないそうです。何かわからない、大いなるもののようです。縄文人も想像を楽しんでいたのでしょうか。

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