Oneさいたまの会「聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会」の反省会を2019年11月9日に埼玉県さいたま市南区で開催しました。来場者アンケート結果が集計されました。その内容を紹介します。尚、本記事の分析は全て私の個人的見解です。
来場者の性別は男性51%、女性47%。ほぼ半々です。男性と女性を合わせて100%にならないところがダイバーシティの時代らしいと言えます。
来場者の年齢は以下の通り。若年層が寂しい結果になりました。
20代:0%
30代:4%
40代:28%
50代:34%
60代:17%
70代:13%
80代:4%
プレゼンでは市民生活グループの問い合わせインシデント管理、保健福祉グループの医療補完アプリ、まちづくりグループのオンデマンドモビリティとIT技術を活用したソリューションを提言しており、むしろ若年層が興味を惹く内容です。アンケートの自由回答欄でも「アプリ活用の例としてとても価値がある」など評価が高いものでした。また、文教スポーツグループの、さいたま市立大学も若年層に関心の高いテーマです。
しかし、本イベントの事前案内では、これらの内容を明らかにしておらず、これらの話になるとは想定できません。若年層に関心を持ってもらうためには、これらの内容を前面に出すことが考えられます。アプリなどはプロトタイプを開発してデモを行うなど具体的なアプトプットを示せれば、もっと良いでしょう。
来場のきっかけは、紹介45%、SNS 40%、チラシ15%です。インターネット時代でも、まだまだ面識ある人からのF2Fの紹介が強いことは変わりません。一方でSNSはOneさいたまの会ではFacebookしか利用していないため、まだまだ開拓の余地があるでしょう。Facebookは若年層離れが指摘されており、それが来場者の年齢層に反映された面があるかもしれません。
アンケートの自由回答は高評価が多かったですが、改善点として「費用対効果の視点で具体的な数値算出が無い」「OUTCOMEがもっとリアルにアピールされたら」などの指摘がありました。これは民間の提案活動では当たり前のことですが、市民活動の勉強会では課題です。アイディア出しは一年間かけてじっくり実施し、練りに練られたのですが、それに比べて調査検証の活動が乏しい点が否めません。ここを満たすためには活動の進め方も考える必要があるでしょう。
聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会
https://alis.to/hayariki/articles/a1ZG8OXQwxJw
業務の『見せる化』でフラストレーション軽減
https://alis.to/hayariki/articles/3Y15G5g1BXlq
誰もがどこでも行けるさいたま市に
https://alis.to/hayariki/articles/KeONEoNMk7YN
さいたま市民政策プレゼン大会で市立大学を提案
https://alis.to/hayariki/articles/azDEjkkYJjpp