Oneさいたまの会「聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会」(2019年10月30日)の文教スポーツグループの発表は、岩井寛和「市民皆学生 文教都市さいたま名物の教育シンボルを作ろう」です。さいたま市は文教都市として知られていますが、具体的根拠があるかは微妙です。そこで文教都市のシンボルとして、さいたま市立大学の設立を提案しました。
さいたま市立大学の目玉学部は地方自治体の即戦力職員を養成する地方自治スペシャリスト養成学部です。フィードワークやインターンを積極的に実施する実用性の高いカリキュラムです。成果のあった研究や施策は即市政に反映させます。
加えて、市立大学は「みんなのための市立大学」「市民皆学生」をキャッチコピーに広く市民に開かれたものにします。地方自治スペシャリスト養成と広く市民に開かれた大学は異なるもののように聞こえますが、地方自治スペシャリストは市民に説明責任を負う存在であり、スペシャリストの卵だけを集めて純粋培養するものではないでしょう。市民の中で学んでこそ地方自治のスペシャリストになるでしょう。地方自治に民間感覚を取り入れることにもなるでしょう。
市立大学は市民の新たな居場所としての価値もあります。メンタルヘルスマネジメントにも取り組みます。これは1回目の「聞いてよ市長!さいたま市民政策プレゼンテーション」の発表「自殺0を目指す 明日の約束プロジェクト」の解決策にもなります。
残念なことに、さいたま市は京都アニメーション放火殺人事件や見沼区大谷の集合住宅に設置されたメーターボックス内で小学4年生の進藤遼佑(りょうすけ)さんが絞殺された事件で悪い意味で有名になりました。後者の事件では同居の父親(32)が2019年9月19日に逮捕された際に「さいたま市」がTwitterのトレンドに入るという不名誉な注目を集めました。
たまたま、さいたま市で起きた事件と言いたいですが、さいたま市では過去にも虐待死が起きています。さいたま市北区宮原町では2018年3月22日に埼玉県警の巡査が長女の生井楓歩ちゃんを揺さぶり、死亡させた事件が起きました。
この事件は1回目の発表「自殺0を目指す 明日の約束プロジェクト」で虐待の事例として紹介しました。児童虐待と言えば目黒虐待死事件のような継続的なケースが怒りを呼びますが、それだけではありません。「心がしっかり育つ場所」という提案は重要です。
聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会
https://alis.to/hayariki/articles/a1ZG8OXQwxJw
業務の『見せる化』でフラストレーション軽減
https://alis.to/hayariki/articles/3Y15G5g1BXlq
誰もがどこでも行けるさいたま市に