ラストは、洗浄前と仕上げ後の発表です。
5回に分けて紹介してきた、革スニーカーのお手入れ方法も最後です。
【関連】
《1回目》知識編 → コチラ
《2回目》洗浄編 → コチラ
《3回目》乾燥編 → コチラ
《4回目》チェック編 → コチラ
早速ですが、洗浄前と仕上がりの写真です。
※青生地背景が仕上がり写真です。
※正面
※靴裏
※仕上がり側面
これ、とても重要!!保湿クリームを忘れないで!!
仕上げの最後は保湿クリームを塗布して下さい。人間の肌も洗顔後や乾燥している時期はクリーム塗布しますよね!?同様に靴にも塗布して下さい。メリットも多く有ります。皮革用の無色保湿クリームを使用して下さい。人間用でも問題ないかと思いますが、一応使い分けを・・・。100円均一でも販売されてます。
【保湿クリーム】のメリット
(1)撥水効果がある!?
撥水剤程ではありませんが、多少なり水分を弾くので雨の日に効果が出ます。また、ちょっとした汚れならサッと拭くだけでキレイになります。
(2)安全性
誤って靴墨を使用しないで下さいっ!『お手入れ時に色が入ってしまった』と相談される事が多いのですが、靴墨の大半は艶出しと色補正も兼ねてるものが多いです。色が入って色味が変わってしまうと洗浄だけでは中々、改善出来なくなります。
【保湿クリームのポイント】
・無色透明
※手に入りやすい代表的なのは【ラナパー】です。
・靴墨はダメっ!! ※用途に応じて使用しなくてはいけません!!
======================================
【まとめ】
・必要なもの5点
(1)弱酸性洗剤
(2)ブラシ
(3)メラミンスポンジ
(4)タオル
(5)保湿クリーム
・洗浄方法
(1)洗浄前に状態確認
(2)洗い方はスプレーがオススメ。 洗面器でも勿論OK!
(3)ブラシでこすり過ぎずに、サッサと洗う。 剥がれや破損は取り戻せません。
・乾燥方法
(1)陰干し ※紫外線は要注意
(2)風通しの良い場所
・仕上げチェックと仕上げ
(1)洗浄後に悪化している場所は無いか?汚れ残りは無いか?
(2)保湿クリームを塗布
======================================
【ちょっと聞いてほしいこと】
今回紹介したいと思ったのは、様々な動画やサイトでお手入れ方法が紹介されていますが、専門とまだでは言いませんが、道具や設備が意外と必要じゃんと感じるものが多く、《キレイにする》という目的が焦点で素材に目を向けたものが少なく感じたからです。
ずばり、無理して洗うことは勧めません。専門店に任せるぐらいのキレイ差を安全性を保ちながらお手入れすることは難しいです。普段使いで良く履く靴や眠らせていた靴をもう一度、履いてほしい思いと同時にお手入れ方法は素材や状態によって全然違う事を知って頂ければ嬉しく思います。
せっかく気に入って購入した靴です!自身で出来ないと思ったたら迷わずに専門店に相談してくださいね。
初めての投稿続きで、誤字脱字・説明不足・見にくい、多々あると思いますが、最後まで読んで下さった方々ありがとうございます。
ご質問・相談等々があれば、コメント下さい。出来る限りお答えします。
今回は革スニーカーでしたが、他の靴種や、汚れ・シミの種類毎の落とし方もまた、別途紹介していきます。
====================
宜しければ他の投稿も読んで下さい。
※順次紹介している革スニーカーの洗い方手順も有ります。
===================================
靴・鞄クリーニングは専門店にお任せ下さい!
【web】
【youtube】