こんにちは!しーぷです。アイスランド北部の街アークレイリを後にしたしーぷとこまちゃん。6日目はアークレイリから南西に300kmのレイクホルトへ。相変わらずの剥き出しの自然な中を走る車の中ではいつも音楽が流れています。
6日目〜7日目の予定
6日目はいくつか山を越えながら南西へ約300km。山あいにあるレイクホルトの宿が目的地。自然に囲まれた場所ということでオーロラ観測スポットとしても知られている場所らしい。
そして、ついにアイスランドを1周して首都のレイキャビクに戻る7日目は、急遽予定を変更して旅の終盤に回したゴールデンサークルを巡る。(予定変更の経緯は1日目〜2日目参照)
土地と音楽
今回のアイスランドの旅で多くを占めた車移動。移動中はiPadを車に繫いで音楽を聴きながらのドライブだった。ハンバートハンバートやSerph、コトリンゴ、bonobosなど普段日本で聞いているアーティストに加えて、アイスランドに関連してAmetsub、Bjork、The Sugarcubes、Sigur Rosなどなど、この旅に備えて作ったプレイリスト「アイスランド」もよく聞いていた。
そして6日目。アークレイリからレイクホルトを目指す道中の話。
相変わらずダイナミックな自然に翻弄されながら走る中で、気付けば視界に白い雪が広がっていた。
なだらかな山らしく、登っている感覚もないままいつの間にかかなり高い標高にいることに気付いた。標高が高くなると生き物の気配がなくなって、大きすぎる自然と自分だけの時間が続く。そんなヒリヒリするような緊張感を感じながら車を走らせていると、急に景色がガラッと変わって苔だけの世界が広がる。
あまりの変わりように驚くしーぷとこまちゃん。
そんな時に偶然流れてきた曲がBjorkの「Bachelorette」という曲。どんよりと厚い雲と絶え間なく聞こえる風の音、果てしなく広がる苔の世界。今自分たちがいる場所にこれ以上ぴったりな曲はない!と言い切ってしまいたくなるようなビョークの歌声。
景色としては地味ではあるけど、育った国の景色や風土がこんなにアーティストの表現に現れるんだ!という驚きを感じた忘れられない時間だった。
・・・日本人らしい表現ってなんなんだろう?🤔
レイクホルトの宿
そんな印象的なドライブを経てたどり着いたレイクホルトの宿。
街から離れ、山に囲まれた場所で、確かにオーロラ観測にはうってつけだ。
あいにく今日は厚い雲が出ているのでオーロラは諦めて、街で買っておいた食料を食べながら部屋でのんびりすることに。
観光名所のゴールデンサークル。そしてレイキャビクへ。
翌朝、受付のある母屋でビュッフェ形式の朝食を食べる。
毎度の事ながらシンプルなラインナップだけど、パンが美味しいから大満足。そして部屋に戻って準備がてら道路情報をチェック。
なにやらゴールデンサークルの手前あたりにストームのマークが出ている。風が強いのかな?
とはいえ通行止ではなさそうだし、予定通りゴールデンサークル、そして首都レイキャビクを目指して7日目の旅が始まります。
といったところで今回はここまで。ストームとは一体?そして巡る名所の数々。そして1週間ぶりの首都レイキャビク。二人の旅はあと少し続きます。それではまた。
🚘6日目 走行距離 313km
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