こんにちは!しーぷです。いいねや投げ銭、本当にありがとうございます!たっぷりオーロラを堪能した3日目が終わり迎えた4日目の朝。移動がメインの1日にまさか旅一番の恐怖が待っていようとは知るはずもなく、能天気なしーぷとこまちゃんの1日が始まります。
4日目の朝
オーロラに魅了された夜も明け、若干寝不足のふたり。妙に近くから聞こえる羊の声に目をこすりつつ窓を開けてみると、
すぐ近くで子羊が草を食んでいる。写真の通りアイスランドシープは長い毛が下に垂れ下がっていて、これがまたなんとも言えない可愛さ。
しばらく子羊のかわいさを堪能したら、外に出て少し宿の周りを歩いてみることに。
昨日はあの氷河の上までオーロラが伸びてたなーなんて思い出しながら反対側へ。
こっちには放牧の羊がたくさん。それぞれが気の赴くままに草を食んでいる。この、どんな環境でも自分のペースを乱さない感じに憧れすら覚える。そんな事を考えてるうちに自分たちもお腹が空いてきたので朝食を食べて出発の支度をすることに。
出発前、宿のお姉さんと話すこまちゃん。昨日のオーロラの話と、これからの旅の無事を無事を祈ってくれた。またアイスランドに行った時もこの宿に、今度は2、3日泊まりたいな。(宿の情報は3日目後半参照)
4日目の予定
4日目の予定は南東の街へプン(Hopn)の外れにある宿から1号線で海沿いを走って、途中小さな街のカフェで休憩しながら東のベッドタウン、エイイルスタジルへ。そこから93号線で山を超えた先にあるフィヨルドの村セイジスフィヨルズル(Seydisfiordur)を目指す計画だ。
宿の近くの街ヘプンでガソリンを入れたらいよいよ出発だ🚗
ガソリンスタンド
アイスランドのガソリンスタンドはカード払いのセルフがほとんど。
レンタカーを借りる時にどの種類のガソリンを給油すればいいか、説明もしてくれたから戸惑ったのは最初の1回ぐらいだった。
「95Bensin」が日本で言うところの「レギュラー」。値段はだいたいリッター200クローナ(200円)ほどだった。エリアによってはガソリンスタンドが少ないところもあるので、大きい街ではとりあえず給油しながらの旅だった。
アイスランドの交通事情
【基本ルール】(ラウンドアバウトについては2日目前半で)
1日目後半でも書いたように車の速度は「街では時速50km」「それ以外では時速90km」というざっくりとした基本ルールがある。
地元の人はびゅんびゅん走ってるけど、対向車線の様子を見ながら抜けそうな所で抜いていってくれるので、焦らずマイペースに走って全く問題なかった。
【休憩ポイント】
アイスランドの都市部以外の道はほとんど対面1車線ずつしかなく、路肩も狭いので好きなところで車を止めて・・・というわけにはなかなかいかない。
そこで重要になってくるのが休憩ポイント。目印を過ぎてしばらくすると路肩に駐車スペースがあるので、疲れたらそこで休憩できる。
【橋】
アイスランドにある橋の多くは1車線のみの狭いものがほとんど。基本的に信号などはないので、標識とあちら側から対向車が来ないかどうかに注意が必要。
などなど、日本との違いも楽しみながらのドライブで、まずはブレイズダールスビーク(Breiðdalsvík)という小さな街のカフェを目指します。
快晴の4日目
1日目こそ荒天だったけど2日目以降は天候に恵まれた旅。4日目もさんさんと太陽が輝いている。
少し走っただけでガラッと景色が変わるアイスランド。そのどれもが全力の自然。昨日に続き圧倒されながら走ること約2時間。無事ブレイズダールスビークのカフェに到着。
カフェオレで一息。(500クローナ。アイスランドではかなり良心的!)店内も気取った感じがなくちょうどいい雰囲気。
数年前に行ったフィンランド同様、アイスランドも人が集う場所には大抵無料wi-fiがある。休憩がてらこの先の道路情報を調べたりできるのはありがたかった。
そして恐怖の山越え
その後も順調に道を進んで東のベッドタウン、エイイルスタジルに到着。スーパーで晩御飯(毎度のことながらサンドイッチと飲み物とスキール)を調達したら93号線で目的地のセイジスフィヨルズルへ。
クネクネ道を登りつつ進んでいく。
気付けば街も見えなくなって、凍りついた地面が見えてきた。
そして景色は突如氷の世界へ。
見るからに道路も凍結していて、その割に路肩にあるのは頼りない黄色いポールのみ。雪道すら不慣れなしーぷにとってはめちゃくちゃ怖い。
日本だと2重3重にガードレールがありそうな場所もワイヤーが張ってある程度。思い返して見ると、グーグルマップで下調べした時も、この道だけはストリートビュー非対応だった。
なかなか拙い写真では緊迫感が伝えられないのが苦しい所だけど、この旅の中で一番怖かったドライブ。そんな突然の氷山ドライブをなんとか乗り切って村の標識が見えた時は心底ほっとした。
たどり着いたフィヨルドの村
怖い怖い氷山を超えてたどり着いたのは徒歩で15分もあれば1周できてしまう小さなフィヨルドの村。次回〜4日目後半〜ではそんな村をカメラ片手にぶらり散歩した様子をお届けしたいと思います。
それではまた。
🚘4日目 走行距離 310km
「🇮🇸フィルムカメラ片手にアイスランド1周してきた。」記事一覧
・準備編
・4日目前半「ヘプン→セイジスフィヨルズル」←今ここ