こんにちは!しーぷです。
波乱続きの1日目。フライトの遅れ、そして届かないスーツケースはどこへ。この旅はどうなってしまうんだろう、と不安いっぱいなままレンタカーの送迎車に乗り込んだところから後編のスタートです。
初めての左ハンドル。ホテルまで1時間のドライブ。
レンタカーショップでの手続きはスムーズ。国際免許証とパスポート、そして日本の免許証を渡して簡単な説明を受けます。主な注意点は3つ。
注意その1 ヘッドライトは常につけておくこと。(気候がコロコロ変わる)
注意その2 街周辺は時速50km、街を出たら時速90kmが基本ルール。
注意その3 強風によるドアの破損や怪我に気をつけること。
他にも、スピード違反で警察に捕まった時の罰金は自己負担(当然)とか、保険の内容(ほとんど聞き取れなかった)など、一通りの説明が終わったらいよいよ今回の旅の相棒の元へ案内されます。
おお、我らがトヨタ🚘。過酷な気候のアイスランドでは丈夫で故障の少ない日本車が人気らしく、旅の中でもしょっちゅう見かけました。
役に立たない地図と大活躍のナビ。
ようやく走り出したアイスランド1周の旅。とはいえまずは首都レイキャビクの外れにあるホテルを目指します。
ケフラビーク国際空港からレイキャビクの外れにあるホテルまでは車で1時間弱。
海外のナビは何となく信用できないので、道順はノートにバッチリまとめてある。
しかし実際走り出してみるとこれが全く役に立たない!
明るい時間帯ならまだしも外は真っ暗。おまけに大雨ときている。目印はおろか標識さえもよく見えない。
たまらず路肩に車を停めて地図とにらめっこしていると、旅の相方こまちゃんが用意してきた紙を見ながらナビを触っている。どうやら行き先の「座標」をまとめてきてくれたよう。その数字を入力するとナビが正しい道順を示してくれた。さすがこまちゃん。帽子が長い。
確かに住所だと「Haholt 7, 270 Mosfellsbær, 270 Reykjavík」←こんな感じでどう入力していいのか難しい。(æ←これどう入れるの?)でも座標(度(DD)形式)なら「64.167167, -21.692643」こんな感じの数字の羅列なので入力できる。
Googleマップの知りたい場所で「右クリック」→「この場所について」でその場所の座標が確認できる。
ようやくホテルに到着。
初めての左ハンドル。最初はウインカーとワイパーのレバーを間違えたり(左右逆)シフトレバーを持とうとしてドアに手をぶつけたりしながらも、意外と優秀なナビに従ってホテルを目指す。とにかくもうくたくたなのだ。
そして走ること約1時間。なんとか無事1日目の宿「Hotel Laxnes」に到着。
到着時刻は夜の10時過ぎ。旅の疲れと時差ボケもあって二人ともフラフラだ。今回の旅の中でバスタブに入れる宿はここだけなので、今後の作戦会議は明日することにして、お風呂に入ったら倒れこむようにベッドの中へ💤
2日目に残した問題
当初は毎日違う宿に泊まりながらアイスランドを反時計回りに1周する予定で、事前に全ての宿の予約も済ませてある。
つまり、進めば進むほど西南端の空港からは遠ざかっていくことになるので、あまり進むとスーツケースが届いたとしても取りに戻れなくなる。
かと言って荷物が届くまで待っているとアイスランドを1周する時間がなくなるかもしれない。最悪このまま荷物が見つからない可能性だってある。
うーん、どうしたものか🤔
というわけで次回、薄着のまま迎えたアイスランド2日目。
謎の着信。荷物の行方は?そしてこんな街中でオーロラが?!
旅は色々な問題を抱えたまま2日目へと続きます。それではまた。
🚘1日目 走行距離 60km
「🇮🇸フィルムカメラ片手にアイスランド1周してきた。」記事一覧
・準備編
・1日目後半「レイキャビク」←今ここ