(※この記事はcrypvoに対する僕の想いの殴り書きで公式の声明ではありません。)
大変ご無沙汰です!
ご存知ない方もいるかもしませんが天才仮想通貨ラッパーの億ラビットです。
バイナンスの一件で負けたら全財産散財して引退宣言したのですが(そして紙一重で負けましたw)、皆さんのご厚意で知らぬまに数千ALIS貯まっていたのと、何やらALIS界隈が騒がしいということで祭りの音頭を聞きつけて戻って来ました。
そう、僕は今は亡きブルーモアイ革命軍の一員なのです。嵐に乗じてコミュニティに変革を起こしにきました!
目次 (crypvo創業ストーリー)
1. 僕とALISコミュニティ
2. ALIS - コミュニティ2.0
3. コミュニティ2.0停滞の最大原因
4. CRYPVO(クリプボ)
5. 持続可能な分散型スタートアップ
6. Gaudiyコミュニティ
7. Gaudiyの活用方針
8. 定まらないビジョン・目的
9. プロダクト
10. 事業展開予定
11. 開発予定(直近2〜3ヶ月)
12. Gaudiyで議論すべきこと
13. 真のスタートアップ・プロダクト共創体験
僕がALISにやってきたのはかれこれ一年前、2018年の5月〜6月頃の話です。僕が自分で展開していたプロジェクトと信頼を可視化するというALISのビジョンが重なる部分があったこと、それと今は亡きアリスマンさんという方の熱意に惹かれて始めて書いた記事がこちらのコミュニティハックについてです。
この記事がALIS界隈でバズることとなり、さらにはマミィさんという素晴らしい漫画家の方になんと僕の記事を漫画化していただくことになりました。
それをコミュニティの部活動で英訳して発表したりと比較的後発組でしたが非常にウェルカムな感じでALISコミュニティに迎え入れていただきました。それから、僕は天才プログラマー・ビリオンラビットという裏の顔も持っていたので、過去記事マイナーや裏ALIS、アイキャッチ生成機能等のALISに足りない機能やコミュニティに喜ばれそうなプロダクトを次々開発して発表してきました。勝手に非公式のAPIクライアントを開発して外部開発者がALISの機能を使って3rdパーティ開発をし易くしてみました。ALISの公認アンバサダーにも任命していただき、ALISのCEO安さんとCTO石井さんを迎えて僕の住むドイツ・ベルリンでALISミートアップを開催したりもしました。
僕がALISに入った辺りから、非公式のアリスサポーターズDISCORDが大盛況でラップ部やかの有名なハッカー部などの部活動を立ち上げたりグロースハッキング部などでALISの成長を考えて企画をしたり分析をしたりもしました。さらには、ハッカー部独自通貨を発行して独自経済圏を創ろう等の取り組みや投げ銭BOTでALIS経済圏でビジネスを始めてみたり、記事ランキングや価格推移BOTの運営、今年に入ってからはALISのサードパーティプラットフォームになる予定のCMS的なものを開発したり、ALISISTAが中心のトレーダー軍団を率いてバイナンスに勝負を挑んだりしました。ALISを共同アフィリブログで買い支える発言がプチ炎上した事や、ALISCANというALIS専用のブロックチェーンエクスプロラーを開発してクリプトピアハッカーを追跡しようとしたら、運営のプレセール疑惑を明るみに出してしまったりもしました(笑)。あ、あと去年ALISを裏で牛耳る闇の組織ヴォエニスタにも転身し、恐ろしい力も手にしました。最近ではALISの携帯版や御朱印ALISも開発しています。海外の有力コミュニティへの進出にも成功してALISと海外の架け橋になろうとも画策中です!まだまだ、後10個くらい未発表プロジェクトが控えてます!
そんなこんなで、ALISコミュニティには結構な密な関わり方をしてきたという自負もあり、特に去年コミュニティが崩壊(?)して熱量の高い方々が次々と辞めて行ってしまう前は毎日のようにコミュニティがTwitterやDISCORDに集まってALISの成長や未来について議論を重ね、自主的に企画や開発などの行動を起こす素敵な時代があったのを覚えています。ALISの運営がALISはコミュニティのプロジェクトであり共創することを何よりも重視しているという言葉通りのことが起きていたと思います。少なくとも去年の年末頃までは。正直、そのタイミングで色々とあったので僕もALISと少し距離をとるようになったのですが、これまでのプロダクトやウェブサービスに在るユーザーコミュニティを1.0とするならば、ALISのコミュニティはまさにその進化系2.0であったと思います。過去形なのは今はそんな熱量MAX共創コミュニティもほぼ解体され運営とユーザーという従来の1.0に戻っている感があるからですね。
ということで、ALISの強みであったコミュニティ2.0はもはや古き良き時代の話。。。いやいや、革命軍の僕等がALISの夢をそんなところで終わらせるわけがないでしょう!
時は流れもはや2019年、2.0の失敗から学んだことを糧に
に挑戦します!
では、去年コミュニティから沢山の人が離れて行ってしまった原因はなんだったのでしょう?それは一言で言うと、活動が持続可能になる仕組みがなかったことです。僕は去年、自分の事業も全て投げ捨てて一日24時間ALISに関する活動しかしていない時期が数ヶ月ありました。なぜそこまでコミットしたのか?それには僕なりの理由があって実はコミットしただけの対価は信頼という形で得ています。無名だった僕の信頼はALISのビジョン通りALISで可視化されました。こうやって僕が記事を書くとALISが震撼することが何よりの証拠です(笑)。他にもそれだけコミットしていた方が何人もいらっしゃったかと思うのですが、熱量の高い人ほどすぐ離れて行ってしまうのでALISには期待しないでほどほどに付き合えとはよく言われたものです。問題だったのは、ALISにどんなに時間と熱量を注ぎ込んでコミットしても、それに見合う対価の得られる仕組みがなかったことなのです。運営の開発よりもコミュニティの期待値の方が先走るばかりで対価が得られないどころか活動に対して思うような結果も見えない状況でした。コミットするだけ無駄なんじゃないかという思いには何度もさせられ、その都度自分がALISを面白くしてやるという不屈の精神を奮い起こして活動を続けました。が、これ単純に持続可能ではないんですね。僕が開発をすれば当然時間や開発費がかかりますし、開発したものが使われてスケールすると運用コストもかかります。ALISのために開発をすればするほど僕の時間が消費され、活動資金もマイナスになっていきます。フルコミットしているのでこれでは生活が困窮してきますw。
参考までに、他のメジャーなプロジェクトだったりするとコミュニティの活動に報酬が出たり、サードパーティのプロジェクトでクラウドファンディングだったり運営から資金調達できる仕組みが整っていたります。運営が非中央集権を指向していてコミュニティに極力関わらないで自走させる方針のようなのでどんなにコミュニティで熱量高い活動が繰り広げられても実質、資金的なサポートやマーケティング的なサポートもない状況でした。そう、去年話題になった熱量MAX世界有数のALISコミュニティを中心となって創ったのは僕や他のコミュニティメンバーの方々です。(最近では運営さんがコミュニティと共同で企画をしたりしているようですね!)
ALISでの活動を通して得たかけがえのない物もあります。それは熱量の高い仲間が周りに沢山できたことです。何かプロジェクトを始めようと思い立ったらすぐに賛同しくれる方や一緒に活動してくれる同志が沢山できました。そんなALISコミュニティから生まれた初めての企業がcrypvoです。crypvoの目指すものを一言でいうと、暗号通貨・ブロックチェーン技術を活用してボランティア活動を持続可能にし国連主導のSDGsに取り組んで行くコミュニティと仕組みを創ることです。まあ、これは単なる謳い文句・大義名分ですが。
2019年4月末に立ち上げたばかりのプロジェクトですが、既に沢山のコミュニティメンバーやボランティア記事が集まり様々なイベントも発生しています。
crypvo創業
nicoさん主催3000ALISプレゼント企画
日本の若手リーダーとしてG20YEA福岡出展
nicoさん x 梅吉さん crypvoラジオ開始
Gaudiy・crypvoコミュニティ開設
僕がcrypvoに参加した経緯ですが、去年の11月頃にシマリスさん・ZONOさんに開発で参加して欲しいと誘っていただいたのがきっかけです。特にシマリスさんが僕を落とすためにかプレゼン資料まで作ってくれていて、ただ話を聞いた直後の感想では今いちピンとこなかったんです。というのも、僕自身ボランティアをしたこともなければ興味もなくcrypvoの事業にビジネスモデルも見えなかったからです。
その後、何度か発起人のZONOさんと話を重ね僕なりにcrypvoで何ができるか思いを巡らした結果、やり方によってはかなり面白いプロジェクトになるのではとの結論に至ったため参加させていただきました。
当時のZONOさんの言葉でうる覚えですが、crypvoが目指すのは仮想通貨でボランティアを支援し活動を持続可能にすること、そして
CRYVPO運営自体も持続可能な仕組みを創りたい
ということです。すなわち、crypvoにはフルタイムでコミットしているメンバーは一人もいなくて、皆が副業やコミュニティ活動として貢献することで永続的に成り立つ事業、僕の言葉で言うと分散型スタートアップにしたいという意に捉えました。crypvo自体はお金を扱う事業なので合同会社という形で日本で法人化しているのですが、代表者にZONOさんの名前があるだけで、ZONOさん自体も運営ではない、運営が一切いないスタートアップになっています。ですので、crypvoというのは言ってみれば空箱なんです(笑)。運営がいないとは言ったもののもちろんcrypvoにコミットしているメンバーは沢山います。初期段階ではZONOさんに加え、ALISコミュニティで精力的に活動してきたシマリスさんや僕、梅吉さんから始まり企画やラジオ担当してくれているnicoさん等、crypvoのために活動してくれるメンバーは増え続けています。
さて、副業やコミュニティ活動でスタートアップを成り立たせると言いましたが、それでコミュニティが回らなかったのがALISコミュニティ2.0だと僕はフルコミットした自分の体験を持って結論付けました。コミュニティ活動に報酬を払う仕組みが一切ないからです。自分の活動がプロダクトの進捗として見えるわけでもなく、活動するインセンティブが自己実現しかないのが現状です。すなわち、ALISのコミュニティで活動することやアンバサダーとして活動する事自体が持続の難しいボランティア活動でそれ自体がまさにcrypvoで解決したい問題と重複するのです。コミュニティをアップデートする必要がある。その部分は去年からずっと考えてきたことでした。ALISにはフルタイムの運営がいるので運営資金が続く限りプロダクト開発は継続可能ですが。
そこで登場するのがGaudiyなのです!
crypvo初期メンバーのシマリスさんとZONOさんの精力的な活動が実り、まさかまさかで創業まもなくプロダクトすらままならないcrypvoにGaudiyコミュニティ開設の話が回ってきたことは本当に有難いことでした。僕自身、Gaudiyがどのようなものか今いち分かっていなかったのですが、実際にコミュニティが開設されてCEOの石川さんとも何度か運営方針やGaudiyの活用法等の話し合いを重ねるうちに、Gaudiy x CRYPVOの組み合わせはコミュニティをアップデートできるとてつもない可能性を秘めているのではないかという考えに至りました。コミュニティプラットフォームというだけあって、Gaudiyではコミュニティ構築やその活動のインセンティブとなるトークン設計、さらにはコミュニティと共創するプロダクト設計に非常に深い理解や施策があり、ああ、僕が去年のALISコミュニティに必要と感じていたものはこれだ!と思ったのです。
現状のGaudiyの機能を簡単にまとめると、コミュニティ内で議論に参加して貢献することでトークンを獲得することができ、それを運営からのギフトという形で報酬に変換することができます。ですので、活動すればしただけその対価が得られる仕組みです。Gaudiyさんが目指しているのはもっともっと先のコミュニティ構築プラットフォームで現状ではコミュニティ構築に関して世界最先端の知見を持っているのではないでしょうか。世界有数の熱量を持ったALISコミュニティ2.0を中心になって作り上げたcrypvoメンバーと世界最先端のコミュニティ構築プラットフォームGaudiyの融合でcrypvoはコミュニティを3.0にアップデートすることに挑戦します。
それがcrypvoです。
運営なきcrypvo、Gaudiy開設から1ヶ月、創業メンバーの中途半端な意思疎通で参加者が何をしていいのかわからない状態で自走・迷走していますが、本日ここにいち創業メンバーとして僕の考えるcrypvoについてまとめて見たいと思います。こちらを叩き台に今後の活動内容やプロダクト設計等、 Gaudiyの方で議論していければと考えています。
Gaudiyには現在主に3つの大きな機能がありそれがチャットルームと掲示板、コミュニティギフトです。チャットルームや掲示板で発言をするといいねやトークンを獲得することができ活動内容によってコミュニティトークンが報酬として分配されます。その報酬をcrypvoが準備したギフトに交換することができる仕組みです。
現状ではcrypvo側でギフトを用意している状態ですが、コミュニティトークン自体に価値を持たせることで活動に対する報酬の仕組みは色々と試行錯誤していけると考えています。ではスタートアップ・プロダクトをゼロからコミュニティで創る共創体験を実現したいcrypvo分散型スタートアップではこれらの機能をどのように活用したらよいでしょうか?
crypvoには現状、創業チームのビジョンだったりプロダクト草案、ブログシステムや投げ銭など基本的な機能は実装されている状態ですが、その先の展開や開発予定は未確定のロードマップになっています。また、投げ銭に手数料をとらず開発などの運営非をスポンサー料で賄うためのマーケティングの施策なども必要です。これらのプロジェクト運用方針を全てGaudiyのチャットルーム・掲示板で議論し昇華させようと考えています。また、プロジェクトのロードマップとGaudiyでの議論を連動させるなんらかのツールを開発しようと考えています。
crypvoでは独自トークンを使ったインセンティブ設計でボランティア活動と支援を促進する仕組みを創りたいと考えています。ブロックチェーンを使ったトークン設計というのは、とても難しい課題でこの設計が持続可能なボランティアという概念の普及、すなわちcrypvoの運命を決めると言って過言ではありません。実装前にALISやGaudiyを通じて幅広くアイデアを募りとことん議論することでベストな設計を模索したいと考えています。
プロジェクトを展開していくにあたり、プロダクトを改善していくためにボランティアに関連した様々な情報をリサーチして集めることが必要となってきます。例えば、SDGsやその取り組みに関するリサーチ、競合プロジェクトの情報であったり協業可能な企業・団体の情報、またプロダクトの方針・設計が決まるまでのcrypvoの事業展開はボランティア記事を集めてメディア価値を上げてスポンサー・協業企業を集めることなので、記事などを募集する企画や掲示板を立てていきたいと思っています。
また、SDGsやそれに取り組むボランティア活動というのは議論のネタの宝庫です。人類社会の直面する多様な問題を包括しているからです。Gaudiyを通じて環境問題・社会問題にどのように取り組んでゆけばよいのか?そのアイデアや議論を意義のある形で永遠と続けることができると考えています。Gaudiyのcrypvoコミュニティがレベルの高い真剣な議論ができる場所として機能するとよさげです。
crypvoはALISコミュニティのメンバーから発足したプロジェクトです。以前ALISサポーターズDISCORDが担っていた役割の一部、ALISについて議論をする場所をGaudiy x crypvoコミュニティ内に設けました。ALISISTAの皆さんALISプロジェクトについてこちらで熱い議論を重ねましょう!ALIS x crypvoの成長を加速させる3rdパーティプロジェクトの案などもこちらで話し合えたらと思います。
crypvoでは活動をできるだけALISコミュニティに還元したいという想いがあります。そこで、ALISコミュニティに沢山いらっしゃる開発者・クリエイターの皆さんの仕事をギフトという形でGaudiyコミュニティに掲載する仕組みを設けました。受注した仕事の代金はcrypvo側でお支払いし、Gaudiy x crypvoコミュニティの活動でトークンを貯めたユーザーさんが購入できる仕組みです。これによってクリエイターの皆さんがひとつでも多くの仕事を受注できるようサポートしたいという考えです。crypvoコミュニティにギフトを掲載するには3000トークンでギフト掲載権を取得する必要があります。
例) 三毛ヒゲさんにヴォエニスタアイコンを描いてもらえるギフト掲載中です!
ALISではよく投げ銭機能を使ったコミュニティ企画が開催されていますが、これを発展させALISで開催した企画の議論・投票をGaudiyで行うという仕組みを考えています。5月にnicoさんにボランティア記事投稿企画を開催していただきましたが、今後はこういった企画をGaudiyコミュニティと共同で開催していきます。
この項目長くなるので先にまとめますw。僕の考えるcrypvoの目的とビジョンは
仮想通貨支援でボランティア活動を有償にして持続可能にすること
ボランティア活動の敷居を下げて参加者を増やすこと
社会貢献度を可視化して様々な場所で利用可能にすること
これによって、
現状の無償ボランティアが抱える問題を解決すると共に、今までボランティアに参加していなかった人も気軽に有償で持続可能なボランティアに参加することができて多彩な用途のある社会貢献度スコアの獲得で人生の満足度も上がる。
さて、ここからはCRYPVOのプロジェクトについて説明していきます。まず、幾度と提示を求められているビジョンについてですが、実はcrypvo創業メンバーの中でも一人一人が少しずつずれたビジョンを共有しており、それをプロダクトに落とし込むことを考えると目的もさらに定まらない状況になっています。
僕が理解する限りでは、元々発起人のZONOさんが持っていたビジョンはボランティア活動を手数料ゼロの仮想通貨での投げ銭で有償にすることで、それによってボランティア活動でかかる自腹の費用を補うことです。
問題定義
ボランティア活動をしたくても金銭的理由で継続できない人が沢山居る
活動に携わりたくても時間がなく、逆に支援したいお金は持っている人も居る
解決策
気軽で透明性の高い仮想通貨のマイクロ投げ銭を通じた支援の仕組みを創る
が、それをどうやってプロダクトに落とし込んで事業化していくかと考えたときに、そもそも運営資金をどこから調達するのか?ビジネスモデルは?投げ銭で支援が成り立つのか?支援を促進するにはトーカナイズしてインセンティブ設計が必要では?SDGsと絡めることで協業や注目を集めやすくなるのでは(結果として正解でした)?など2転3転して、いまいちどのようなプロダクトを創って、誰になんの価値を提供していきたいのか具体性が定まっていない状況です。
分散型スタートアップとしてはコミュニティメンバーひとりひとりが同じ方向性でも少しずれたビジョンで参加するということもありなのかなと思いますが、プロダクトを設計・開発・展開していくうえでこの部分は擦り合わせて同じビジョンを共有する必要があります。
一度Gauidyを通して、議論しようと考えていますが、ここではあくまで僕の立場・経験で考えるcrypvoのビジョンを書きます。
僕がcrypvoに期待するのは上記した
仮想通貨支援とブロックチェーン技術を用いたトークンエコノミーで持続可能なボランティア活動の敷居を下げて社会貢献度を可視化し、貢献度スコアの多彩な利用を可能にすることでプロジェクトやボランティア活動に関わる人々の人生の満足度を上げること。(AIが人間の仕事を消化し富を生み出す未来では人生の満足度がより重要になってくる)
かなと考えています。ボランティア活動にゲーミフィケーションを加えたDAppのようなイメージを持っています(あくまで僕のイメージ)。
というのも、僕はボランティアに興味がなかったと述べましたが、僕の中でボランティア活動というのは究極、自己満足・自己実現活動に当たります。人のために無償で何かをしたいとか社会に貢献したい、それを支援したいというのは、それをした自分への満足度を上げる行為と捉えているからです。そしてかの有名なマズローさんの欲求5段階説によると、自己実現というのは人間の欲求の中でも一番高位にある欲求だそうです。活動や支援を通した社会への貢献度をトーカナイズ、またはスコア化することで様々な場面で利用可能にし、自己実現欲求の満足度を上げることが究極のビジョンかと思っています。crypvoの可視化された社会貢献度スコアを様々な団体で認可されるように働きかけ、優遇や特典などを受けられるようにするなんて展開もありかと思っています。ボランティア活動を活性化させる仕組みを創ることで、人間の高位の欲求を満たす人が増えることで、社会貢献も加速していくのではないでしょうか?
それから、SDGsや社会貢献と言っただいそれた表現をすることでボランティア活動の敷居が上がってしまうようにも思えますが、これらの表現はcrypvoプロジェクトの大義名分です。crypvoの事業内容として世界中の様々なプロジェクトと協業したりスポンサーを集めることをひとつにしていますが、SDGsと社会貢献という言葉を掲げる事はその大きな助けになります。現に、先のG20YEA福岡に出展したり、漫画家かいちさんのご活躍により外務省の応援を貰ったり、青年会議所の公式マガジンで特集されたりと様々な恩恵を受けています。ですのでSDGs・社会貢献という言葉を掲げることはビジネス戦略としては正解だと思っています。
同時に、crypvoではボランティアの敷居を下げてボランティア活動をより身近に誰もが参加できるものにしたいと考えています。なぜなら、僕自身よっぽどの理由がない限り無償でボランティアをしようと思いませんし、したとしたら超絶自己満足感のためです。仮想通貨・ブロックチェーン界隈のコミュニティメンバーの皆さんも同じ心境の方が多いと考えるからです。皆さんがボランティアだと思っていないような活動も実はボランティアで社会に貢献していますよというのをどんどん伝えていきたいです。例えば、僕はALISのアンバサダーというボランティア活動をしていますし、空き缶を一つ拾うのもボランティア、バスでお年寄りに席を譲ることもボランティア活動にあたると考えています。こちらのmikazuki-kazukiさんの記事がまさに僕の言いたいことを伝えてくれています。
そして、世の中の大抵の良い行動はSDGsのどれかの項目に当たるということも伝えていきたいです。GaudiyとcrypvoのパートナーシップですらSDGsの17項目目(パートナーシップで目標を達成しよう)に該当したりします。自分の活動を入力するとそれがSDGs17項目のどれに当たるか返ってくるシステムなんてあったらよいですね。
それからもう一つが、これは日本文化特有なのかもしれませんが良いことをしてそれをアピールすると偽善のレッテルを貼られるような風潮があるようです。僕は自分のしたことをどんどんイキって発表して行く派なのですが、この風潮が原因で自分の活動をアピールしにくい、もしくは活動自体もしにくい方もいるようです。crypvoではブロックチェーンを使って支援や活動の記録が公共財として当たり前に残るようにすることで、良い行いや社会貢献はアピールせずとも誰でもアクセス可能な記録に残る仕組みを創っていきたいと考えています。
ではビジョンを実現するためにどういったプロダクトを創るのか?
独自トークンを絡めた事後報告型クラウドファンディングプラットフォーム
が、現段階でcrypvoが創ろうと予定しているプロダクトです。
ボランティア活動をしたことを記事として報告して頂き、それに対して後付けで仮想通貨支援できる仕組みです。初めは既存の仮想通貨での投げ銭で回そうかと考えていましたが、僕自身いくつか投げ銭ブログプラットフォームを運営しているのですが、基本的に人の記事に気軽に投げ銭する人は限られています。(※投げ銭が活発なALISは特殊な環境です。)ですので、支援とそれを通じたボランティア活動を活性化させるためには独自トークンを発行して支援することにインセンティブを付ける必要があると考えます。
仮想通貨界隈からボランティア界隈に広げていく
crypvoにはALISやGaudiyを通じて既に100名近くのコミュニティメンバーが存在します。プロダクトはまず仮想通貨界隈のユーザーさんに使って貰えるもの、ボランティア活動の敷居をグッと下げて活動報告記事を書いてもらってそこに支援の仕組みを回せるかどうか検証することから始めようという案が出ています。仮想通貨界隈のボランティア活動に馴染みのない層でも回せる設計を創ってから仮想通貨に馴染みのない既存のボランティア活動者や団体に徐々にアプローチしていく戦略がスムーズなのではないかと考えています。
ボランティアブログプラットフォーム
現在公開されているブログプラットフォームは以下に説明するフェーズ2のプロダクトです。crypvoでは開発費等の事業資金をスポンサー費用にて賄う予定であるため、ボランティア関連記事を集めてサイトのメディア価値を高めて行こうという施策を取っています。こちらのプロダクトからフェーズ3以降のメインプロダクトに流用できる技術が沢山あるため、メインプロダクトの設計が確定しない状態でも開発を進めています。
crypvo創業時点では6つのフェーズで事業を展開していこうと考えていました。まずはビジョンを掲げることでコミュニティを構築(フェーズ1)し、プロダクト設計について議論を進めるのと同時進行で、ALISと連携したブログプラットフォームにボランティア記事を集約させ(フェーズ2)てcrypvoのメディア価値・ブランド認知をプロダクトローンチ前に上げていく戦略です。
現在このフェーズに当たります。crypvoのプロジェクトを共創していく分散型コミュニティの構築。ボランティア活動を相互支援するコミュニティの構築です。Gaudiyさんにコミュニティを開設していただいたことでプラットフォームの確保には成功したと思っています。次は、このプラットフォームでいかにしてコミュニティを活性化させて回していくかに取り組んでいきます。また、DISCORDでも不定期にラジオ放送などを行っています。仮想通貨界隈から徐々にボランティア界隈も巻き込んでいくような展開ができたらよいのではないでしょうか。コミュニティメンバーが満足の行く議論や報酬の仕組み等を模索していきたいと考えています。
現在開発はこのフェーズで行っています。 #crypvo タグの付いたALISの記事を自動で取り込んだり、crypvo独自のブログシステムを使って記事を投稿できる機能が実装されています。crypvo記事にはWAVES等の仮想通貨を通して投げ銭が可能です。5月の企画を通して既に沢山の記事がcrypvoサイトに掲載されていますが、記事投稿を促す仕組み作りや企画を開催して、日本のボランティアメディアといったらcrypvoというポジションを獲りたいと考えています。なぜかというと、crypvoは投げ銭の手数料を徴収せず、運営は全てスポンサー費用で賄おうと考えているのでcrypvoサイトのメディア価値を上げることでスポンサーの広告掲載価値を高める必要があるためです。ボランティアメディアサイトとなることで、ボランティアコミュニティも集めやすくなり外部団体との提携もしやすくなります。初期段階で実装されている投げ銭機能やALISとの連携は記事投稿を活性化させるためのものです。
次のフェーズでは既存の多通貨での投げ銭機能を活用してよりボランティア活動とその支援を活性化させるような仕組みにフォーカスしていきたいと考えています。こちらがメインプロダクトです。活動経費を提示したクラウドファンディング的な仕組みやチーム構築機能、貢献度スコア・共感スコア等の導入、ボランティア活動報告記事のUX強化が考えられます。
ボランティア活動と支援をより活性化させるには、価値をトーカナイズして活動・支援のインセンティブを上げることだと考えています。共感が軸になるボランティア活動者側の内在的動機を価値化したトークンと、法定通貨の金銭的価値が軸になる支援者側の動機を価値化したトークンを分けたデュアルトークン経済圏のようなものを考えていますがこちらも利用するブロックチェーン等も含めてGaudiyで議論を重ねられればと考えています。現状ではERC20、WAVES、VeChain、MUFJ等のトークンの利用、もしくはsubstrate等を利用した独自チェーンの構築を候補に入れています。Gaudiyのコミュニティトークンとの密な連携等も考えていきたいです。
この段階では、プロジェクトのオープンソース化等を通して開発者コミュニティの拡大をしていき、ブロックチェーン技術のボランティアプロジェクトへのより効果的な活用方法を模索していきたいと考えています。
CRYPVOの構築した分散型のコミュニティやトークンエコノミーの仕組みを活用してコミュニティ規模でSDGsの課題に画期的に取り組むようなプロジェクトを展開していきたいと考えています。IBMの自然災害ハッカソンやオランダの世界最大のブロックチェーンハッカソンなどに参加もありかもしれませんし、他団体との共同プロジェクトなどもありかもしれません。SDGsをディスラプトしていきます!
実装済みの機能
ランディングページ
ALIS記事取り込み機能
Twitterログイン機能
独自ブログ投稿システム
WAVES投げ銭機能(DEX連携)
今後の開発ロードマップ(記事投稿・投げ銭機能重視のフェーズ2の開発でまだメインプロダクトではない)
・ ALISアカウント連携 - ALISのアカウントでログインして記事や投げ銭履歴を管理できるようになります。
・ 投げ銭機能強化 - WAVES強化(WAVES Keeper対応)。VeChain(Comet)。ERC20(メタマスク)。バイナンスチェーン(未定)。コイン神社ウォレット(未定)での投げ銭に順次対応します。
・ crypvo記事自動投稿BOT - DISCORD/Twitter
・ 記事の表示、記事ランキング、投げ銭可視化のUI強化・ 外部メディア記事の取り込み機能強化
・ SDGs関連記事の表示UI強化
・ ボランティア経費表示機能
・ コミュニティ活動活性化UX強化 - Gaudiy議論と事業進捗・ロードマップの連携等・ Gaudiy用デジタルギフト開発
・ 開発ロードマップ・事業進捗の可視化
・ サイトPWA(Progressive Web App)化
・ サイトオープンソース化
以下の議論をALISとGaudiyを絡めた企画で順不同で開催していきます。
そもそもGaudiyで何を議論すべきかを議論(笑)
crypvoのビジョン・目的について
サイトに必要な機能、要望小さなボランティア活動のアイデア
記事表示のUX
類似プロジェクトのリサーチ・議論
Gaudiyギフト活用案プロダクト設計
独自トークン設計
多通貨投げ銭を利用したボランティア活性化の仕組み
ボランティア記事を集める企画案crypvoラジオの企画案
コミュニティ活動活性化案
敷居を下げる小さなボランティア活動案
SDGs各項目のリサーチ・議論
さて、従来プロダクトの共創というと運営とコミュニティがいる形を取ります。crypvoでは始めから運営を取り払うということでこれまでにない形でプロダクトを生み出そうとしています。この試みがうまくいくか失敗するかはわかりません。しかし、この方法で持続可能なスタートアップを生み出すことに成功すれば新たなプロダクト共創コミュニティのモデルケースとなり得るかも知れません。Gaudiyさんの方でも創業間もない未ローンチのプロジェクトのコミュニティを開設したということはこのゼロからコミュニティでのプロダクト共創という挑戦に魅力を感じてくれてのことだと思っています。CEOの石川さん始め、Gaudiy側でも全面的にご協力頂けるようなので心強いばかりです!
また、コミュニティ自体をスタートアップの運営として展開して行くので従来のスタートアップが創業からプロダクトを設計・開発・ローンチ・成長していく過程をできるだけ共有できればと考えています。そこで、crypvoはいきなり海外進出!シリコンバレーにある世界一のスタートアップアクセレレータであるYコンビネーターが主催するStartupSchoolというアクセレレータプログラムに7月末から10週間、ドイツ・ベルリンベースで参加する予定です。詳細は後日発表しますが、こちらでの学びをできるだけGaudiy等を通してシェアする予定ですので、crypvoコミュニティに参加していればご自分でスタートアップを立ち上げてプロダクトを成長させ海外進出する世界最高のノウハウを共に体験し学ぶチャンスがあります!こんなスタートアップ今までに絶対ありません。コミュニティ3.0だからこそ実現できる。
プロダクト開発だけでなくスタートアップ立ち上げも共体験する真の共創。
皆さん是非crypvoコミュニティにご参加下さい!コミュニティ革命起こしましょう!