どうも逆張り取引で利確のタイミングを逃しナンピンを繰り返しているしまりすです。('ω')ノ
前回の#6テクニカル分析(基礎)の続きです。
今回は「出来高」についてお話しします。
仮想通貨取引所では仮想通貨を買いたい人と売りたい人がいて、取引が成立します。
1つの銘柄を売買した人が、一定期間にどれだけいたのかを示すのが「出来高」です。
売買高ともいいます。
一般的に人気のある銘柄は、それを売り買いしたいと考える人が多く、出来高は増加します。
出来高を見ることで、相場の地合い、つまり勢いを確認することができるのです。
価格と出来高には一般的に
①出来高が価格に先行するケース
②出来高と価格が同時並行するケース
③出来高が価格に遅行するケース
の関係があります。
①の出来高が価格に先行するケースや、③の出来高が価格に遅行するケースでは、
価格が長期にわたって低迷しているときに、少しずつ出来高が増えて上昇に転じる場合や
価格がじりじりと下落していくときに少しずつ出来高が減少していく場合があります。
また、②の出来高と価格が同時並行しているケースには、
いくつかのチャートパターンをブレイクするタイミングで現れることがあります。
一般的に、価格がこれまでのトレンドをブレイクする場合には、
この他、価格が大きく下落すると、「安値水準になったのでは」と考える人が増え出来高を伴って価格が下げ止まることがあります。
価格が出来高を伴って底を打つ状況のことを「セリングクライマックス」と言います。
一方、価格が大きく上昇した場合には、「割高だ」と考える人が増える一方で
「まだまだ上がるだろう」と予想する投資家も増えるので、取引は増大します。
底打ちの場合と同様に、出来高の増大とともに株価が天井を打ちます。
では実際の株価チャートを見てみましょう。
SBI証券出典
株価は2015年から下降トレンドにあることが分ります。
下落している①の局面では
株価がどこまで下がるのか様子を見たいと考える投資家が増えています。
そのため出来高はじりじりと減少傾向にあります。
しかし、株価が下げ止まった後に再び下落する②の局面では、
出来高が少しずつ増加しはじめています。
①のときにくらべて値ごろ感から
そろそろ下げ止まるのではないかと考える人が増えていることが分ります。
そして③の底を打つ時には、
「そろそろ底打ちが近い」と購入する人が増え
「もうこれ以上下落したら苦しいから損切りしよう」と売る人が増えたために
出来高は増大しました。
そのためここが「セリングクライマックス」になりました。
さらに④の場合には、
「まだまだ上がる」と考えて買う人が増えて取引は活況となり、
株価は出来高を伴って天井を打っています。
出来高は投資家の心理を反映したテクニカル指標です。
出来高の動きに変化はないか日々確認しておくことが大切です。
簡単ですが出来高については以上です。
ALISの枚数増やしていきましょー( *´艸`)
次回 ボリンジャーバンドについて
つづく
#2「トレンド系のテクニカル指標は順張りの取引に向いている」
#3「オシレーター系のテクニカル指標は逆張りの取引に向いている」
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