どうもこんにちはー。
新米心理カウンセラー・あぶです。
約1ヶ月の熱戦が続いた、ロシアW杯。
早いもので、残すは今晩行われる決勝戦のみ。
母国開催(1998年)以来の優勝を狙うフランスか、はたまたクロアチアが初の栄冠を勝ち取るのか。今からワクワクが止まりません!!
決勝戦の観戦に備えてお昼寝をする前に、今日の記事を書きたいと思います。
今日は、「チューリッヒの公理」の「⑥機動力」についてです。
<チューリッヒの公理>
名著『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』でスイス人投資家(著者)が紹介している、合理的にリスクをとるための「投機のルール」。
次の12の公理から成る。
①リスク/②強欲/③希望/④予測/⑤パターン/⑥機動力/⑦直観/⑧宗教とオカルト/⑨楽観と悲観/⑩コンセンサス/⑪執着/⑫計画
第6の公理:機動力について
根を下ろしてはいけない。それは動きを鈍らせる。
根を下ろすこと、すなわち今の場所にとどまることは、色々な意味で良いことです。昔からの友人などに囲まれていれば、馴染みの場所に属しているという心地よい満足が得られます。毎日通うご飯屋さんでは、期待した通りの味の食事を提供してくれます。
しかし、資産運用において根を下ろすと、つまり、慣れ親しんだ心地よい状態を求めるほど、投機家としての成功は小さなものになってしまうと、『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』の著者は警鐘を鳴らします。
そして、次のように忠告します。機動力を失ってはならない。常に身軽に動ける状態を維持し、迅速にチャンスをつかむための準備ができていなければならない、と。
この公理を実践するのなら、もし、これまでの投資対象が明らかに価値を失いつつあり、また明らかにより見込みのある投資先が現れた場合、根を切断して進まなければなりません。
日常生活でも、より一層の成功を求めるなら、あるいは、これまでとは違う刺激を求めるのなら、勇気を出して行動してみた方がいいかと思います。
もし、うまくいかなくたって大丈夫。きっと元の場所に戻ることは不可能ではないし、失敗が次の成功を連れてきてくれるはずです。失敗した体験は、何年後かに、自分の中の「滑らない鉄板ネタ」になっているかもしれません。
投資も人生も、フットワーク軽く、真剣に遊び続けたいものです。
ではまたー。
↓↓↓「チューリッヒの公理」関連記事はこちら↓↓↓
①リスク:【017】儲けるコツは、スイス人から学べ!!
②強欲:【018】さっさと利食え!
③希望:【019】船が沈む前に、海へ飛び込め!
④予測:【021】未来は誰にもわからない
⑤パターン:【022】市場に「パターン」は存在しない!?
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。
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