こんにちは!しーぷです。旅もすっかり終盤の7日目。序盤に行く予定だった観光名所、ゴールデンサークルを回って首都レイキャビクを目指します。いざ「地球の裂け目」「間欠泉」「黄金の滝」へ!
7日目の予定
レイクホルトの宿で朝食を済ませたしーぷとこまちゃん。道路情報の「ストーム」マークもなんのその(6日目参照)、ゴールデンサークルを目指して7日目のドライブの始まり。
まずは宿のある山を抜けて海沿いの道へ。アイスランド唯一の有料道路でもある海底トンネルを目指す。
海底トンネル
今日はアイスランドらしいどんよりとした空模様。いつ降ってきてもおかしくないような分厚い雲が一面に広がっている。
海沿いをしばらく走ったら料金所らしきところが。
ここがアイスランド唯一の有料道路でもある海底トンネルの入り口。料金所で1000クローナ(≠1000円)を支払ってトンネルへ。(カード払いor現金での支払いが可能なようです)
約6km弱の海底トンネルの中。壁は綺麗に整ってるけど道幅は地上と同じぐらい。そして地上と同様中央分離帯などはない対面式だからちょっとした緊張感を感じながらのドライブだった。そもそも地上でもトンネルがほとんどなく、山があればその山に沿うように作られたクネクネ道をたくさん見てきた二人にとって、このトンネルはすごく新鮮。アイスランド人の本気を感じた🇮🇸
地球の裂け目・シンクヴェトリル
そんなトンネルを抜けて目指すは地球の裂け目・シンクヴェトリル。アイスランドの下でぶつかったユーラシアプレートと北米プレートがどちらも地上に露出している景色は、地球上でもすごく希少な光景らしい。
そんな道中。なんでもない道で急に車が大きく揺れる。どうやらかなりの強風が吹いているらしい。ハンドルが持っていかれそうなほど強い。
風で倒れた草を素知らぬ顔で食む馬の姿に励まされつつ、抑えめのスピードで車を走らせる。後で調べるとこの時で風速30mほど。(日本で言う”強い台風”と同じぐらい)宿で見たストームの記号は台風並みの強風を知らせる記号だったらしい。
そんな思わぬ強風地帯をなんとか抜けて、
独特の色の植物が群生するクネクネ道を超えたらいよいよシンクヴェトリルに到着。
大きな国立公園地域(世界遺産)でもあるシンクヴェトリル。豊かな自然たっぷりの景色がたまらない。
そして「ギャウ」と言われる地球の裂け目。右側がユーラシアプレートで左側が北米プレート。ふむふむ。そこからしばらく進むとアイスランド国旗が見えてくる。
ここは1000年以上前に世界最古の近代議会と言われる「アルシング」が開かれた歴史的な場所とのこと。
地球の裂け目もさることながら、自然の中にはためくアイスランド国旗と、そこから見える雄大な景色が印象的だったシンクヴェトリルを後にしたしーぷとこまちゃん。次は「間欠泉」で有名なGeysir(ゲイシール)へ!
ゲイシール
シンクヴェトリルからゲイシールまでは車で1時間ほど。着いてみると大小様々な穴からもくもくと蒸気が沸き立っている。
奥の方まで歩いていくと人だかりが見えてくる。どうやら一番大きな間欠泉らしい。しばらく待ってみると、大した前触れもなく吹き上がる間欠泉!
わざわざ風下で飛沫を浴びて大はしゃぎする学生たち(多分)。
どこの国も学生はハイテンションだな〜なんて考えつつ、すぐ隣にあるゲイシールセンターへ。土産も売っているけれど、狙いはレストラン。こまちゃん情報によるとここのラムスープが美味しいらしい。
紙のカップがラムスープ。その他フィッシュバーガー(左上)と白いパン(左下)でランチをいただく。これでお値段3000円弱。さすが北欧価格💦
でも味は絶品!冷えた身体に温かいラムスープが最高に沁みた。また食べたいなぁ。
黄金の滝「Gullfoss」
空港のベンチで食べたサンドイッチ以来の外食でほっこり温まったしーぷとこまちゃん。次の目的地はアイスランドで一番有名な滝「Gullfoss」(グトルフォス・別名:黄金の滝)ゲイシールから10分ほどの距離なので、あっという間に到着。
遊歩道を歩いていくと滝の姿が見える前から水の飛沫を感じる。遮るものがなく容赦ない風が吹いている。そして見えてくる黄金の滝。
数百メートル離れていてもがんがん水しぶきが飛んでくる。めちゃくちゃ寒い。でもそんな寒さも吹き飛ぶ大迫力。アイスランドの自然の豊かさと迫力、そして厳しさを象徴するような滝だった。
そしてついにアイスランド1周。レイキャビクへ。
ゴールデンサークルを巡った7日目もいよいよ終わり。首都レイキャビクで泊まって明日は街を散策する。そして世界最大の天然温泉「ブルーラグーン」へ!
次回8日目。旅もいよいよ最終日だ。といったところで今回はここまで。
それではまた。
🚘7日目 走行距離 270km
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